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老いてなお

日本語を学ぶ外国人の悩み          

2017年11月28日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

 今日でも、日本語を勉強しようとする外国人は、
その複雑さに苦しみます。
           
ここで、少しばかり外国人の悩みを取り上げてみましょう。

 例えば、同じ日本語でもアクセントが
違うと意味が違ってくる。

 標準語アクセントで「はし」は箸だが「ハし」
となると「橋」になります。

 しかも、関西へ行くとアクセントが逆になり、
意味が反対になります。

 だから「箸を握って橋の端を走れ」を、

関西人と関東人にいわせるとまったく逆になり、

意味が通じなくなるのです。

英語の場合は、アクセントは国中で同一だから、
英米人にはこれが不思議に思える。

また、同音異義語の多さも英米人には驚きと混乱を招く。

  例えば「コウセイ」を辞書で引くと……..
       構成、厚生、抗生、攻勢、校正、更生
……とキリがないぐらいたくさんある。

例えば「キシャのキシャがキシャでキシャした」
―「貴社の記者が汽車で帰社した」

を漢字で書こうとすると、
 われわれ日本人でもむつかしく、外国人はお手上げ。

外国人を一番悩ませるのは、日本語があまりに「情況」
に密着しすぎた言語であるということです。

同じことは主語についてもいえます。

日本語の文脈では主語は非常に少ない。



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