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梨野礫・エッセイ集

「国語学原論」(時枝誠記著・岩波書店・1941年)精読・42 

2017年11月12日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

三 単語の排列形式と入子型構造形式  国語における語の排列形式を全面的に考察し、思想表現の構造を明らかにしたい。それは、国語における文の概念を明らかにするために必要な階梯である。  文の分解によって認定される具体的なものは、つねに詞辞の結合であること、この詞辞の結合は、音声的にも一つの集団を作っているので、その認定は自然的であり、学問的操作を要しない。(橋本進吉博士・「国語法要説」・文節)橋本氏は

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