メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

吾喰楽家の食卓

柳家紫文と東京ガールズ 

2017年09月26日 ナビトモブログ記事
テーマ:古典芸能

来月の『あぜくらの集い』に応募し、当選したことは先週のブログで触れた。
ゲストの三遊亭小円歌は、十一月に立花家橘之助を襲名する、日本で唯一の女性三味線漫談家である。
今までに、国立演芸場で男性三味線漫談家だと、松乃家扇鶴を観ている。
他に三味線を弾く芸人は、三味線漫談家との境はよく分からないが、俗曲の柳家小菊、柳家紫文、桧山うめ吉の三人を観た。(紫文を三味線漫談や音曲師と称する場合もある)
三人の中に一人だけ男性がいると書くと、うめ吉と思う方もいらっしゃると思うが、紫文だ。
一昨日、その紫文師匠に遇った。

日曜日の朝、生家で朝餉を済ませ、九時頃、帰路に就いた。
休日は、阿佐ヶ谷には快速電車が停まらず、各駅停車の津田沼行に乗った。
九時半頃、隣の高円寺で和服姿の男性が乗って来たが、直ぐに紫文師匠だと分かった。
二人の女性と一緒だったが、誰だかは気にしなかった。
私は新宿で降り、池袋方面へ行く山手線に乗り換えた。
電車は時間調整で少し停まっていたが、後から沢山の荷物を持った、先ほどの三人が乗って来て、座っていた私の前を通って左前方の優先席に座った。

その時、二人の女性が、誰だか分かった。
東京ガールズ(音曲バラエティ)の、小糸さんと小夏さんだった。
「高齢社会のアイドル」をキャッチフレーズにしていて、特に小夏さんの切れが良い三味線が好きだ。
先月の上席で、“明るく・楽しく・元気よく!”をモットーにした、高座を観たばかりだった。
帰宅してから調べたら、二人は柳家紫文の弟子だと分かった。
紫文師匠は、高円寺にある我が生家の菩提寺の近くで、酒処を遣っているのを知り驚いた。

阿佐ヶ谷や隣接する高円寺と荻窪界隈には、昔から多くの著名人が住んでいる。
また、芸人は電車で移動する方が多いから、遇っても驚くことはないが、問題はタイミングである。
三遊亭小円歌が引き金で、国立演芸場で観た三味線を弾く芸人について調べていた。
その中に、柳家紫文や東京ガールズも含まれていたから驚いたのだ。
今回の遭遇を機に、これからの三人の高座が、益々楽しめるのは間違いない。
一つの古典芸能にのめり込むと、関連する色々な芸能に、興味が広がって行くのが面白い。

柳家紫文に興味がある方は是非!
http://toakes.co.jp/pleas/vaudeville/shimon.htm

   *****

写真
9月25日(月)の昼餉(炒飯)と夕餉(紅鮭)



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

パトラッシュさんへ

吾喰楽さん

おはようございます。

空いていたので、数メートルの移動は問題ありませんでした。
最近、声を掛けるのは、恥ずかしくないですが・・・

乗り換えに、もたついたのですが、彼らも荷物が多かったので、同じタイミングになりました。

家に帰ったら、パソコンの脇に置いたメモ用紙に、彼らの名前が書いてありました。
それも、三人だけですよ。
不思議ですね〜

2017/09/26 09:24:04

奇縁

パトラッシュさん

乗り換えた電車まで、一緒とは、縁を感じますね。
声をかけたら、いかがだったでしょう。
芸人さんは、おおむね、ファンから声をかけられると、嬉しいもののようです。

2017/09/26 09:11:44

asi asiさんへ

吾喰楽さん

おはようございます。

毎度、拙いブログをお読み頂き、有り難う御座います。

「薀蓄」だなんて、とんでもない。
乏しい知識を、絞り出しているだけです。
事実誤認が、あるやも知れません。
その際は、遠慮なく、ご指摘ください。

2017/09/26 06:50:55

いつもながら

asi asiさん

薀蓄のあるお話、毎度勉強になります。

さらに磨きをかけ、ブログに掲載していただきたい。

2017/09/26 06:37:57

PR







上部へ