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釣り師カッチャン

52冊目は? 

2017年09月03日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


9月です。・・・・・の秋。「読書秋」です。 52冊目の読破本は  宮尾登美子 さんの  「序の舞」です。  内容・・・・・・・  近代美人画の巨匠 上村松園 をモデルにした作品。松園の波乱万丈の人生と宮尾登美子の文体の上手さが合わさって、読み始めたら止まらない一冊です。主人公の名前は津也、画号は松翠。津也の出生前から物語は始まり、津也が生まれる2カ月前に急死した父親がどのような性格の持ち主だったかが語られ、津也が持って生まれた性格を暗示させます。物心つく頃から絵に興味を示し、好きで好きでたまらずに絵の道に入り、若いうちから栄誉ある賞を受賞して頭角を現す一方、父親を知らず世間を知らず、女性蔑視と嫉妬の画学生から受けるいじめを受け、敬愛する師匠に求められるまま関係を持ち、19歳で産んだ子を里子に出す辛酸を舐める等、若さゆえの無鉄砲で一途な津也の20代半ばまでの人生・・・。 ・・・・・・・・  明治から昭和初期の男尊女卑時代に、一歩前へ出てとたたかれながら血を吐くような思いで絵に向かう日本女性の激しい一生が描かれ今回も一気読みでした。  読書の秋を楽しみます。

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