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雅走草想

アラフリップが区間初V 

2017年08月27日 外部ブログ記事
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 ブエルタ・ア・エスパーニャ第8ステージ、エリンからショレ
ト・デ・カティ(コスタ・ブランカ・インテリオール)までの中
級山岳区間、199.5キロ。

 前半に無印の緩い上り、中盤に3級山岳2つ、直後に無印の上
り。最後に1級山岳が待ち受け約3キロ下ってゴールとなる。

  実質勾配は12%

 1級山岳は登坂距離5キロ、平均勾配は9%。が、序盤1.5
キロは2%程度のため、実質的に「登坂距離3.5キロ、平均勾
配12%」。

  3人スプリント制す

 この日も逃げが容認され、フランスのジュリアン・アラフィリ
ップ(クイックステップフロアーズ)が、3人のゴールスプリン
トを制しグランツール区間初優勝。

 ゴールまで残り6.3キロの1級山岳で、逃げ集団からアラフ
ィリップとマイカが抜け出し2人で山頂を通過。

 これはてっきり2人の一騎打ちになると思ったのだが、なんと
ゴール前850メートルでポランツが追いついてきた。

  けん制で追いつかれた?

 アラフリップとマイカがけん制したためだろうか。しかしスプ
リント力に勝るアラフリップが余裕で勝利。

  フルーム、コンタドール抜ける

 メイン集団では1級でアタックしたフルーム、ついていくコン
タドール。一時離されたが、下りで合流し一緒にゴール。

 フルームはマイヨ・ロホを守り、コンタドール以外の総合上位
選手は少し差が広がった。大きな順位変動はなし。

  チームに反したバルギル出走せず

 チームサンウェブのバルギルはチームの決定により出走せず。
「彼がチームの目標に従ってレースをしなかった」のが理由。

 バルギルは前日のステージで、パンクに見舞われたエースであ
るケルデルマンを待たなかった。

 さらにバルギルも「僕は自分自身を異なった役割とみなし、山
岳でアタックすることを熱望」。この発言がチーム方針と齟齬か。

 どうなんだろう、バルギル自身も自信があったんだろうが、チ
ーム方針に反すれば出走できないのも仕方ないか。

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