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映画ベスト100・41と42「ソウ」〜 

2017年08月27日 外部ブログ記事
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41.ジェームズ・ワン「ソウ」 「ソウ」という映画は、痛みをどんどん想像してしまうので、見ていてとにかくしんどい。自ら鎖につながれた足をのこぎりで・・・なんてゆうシーンもあるし、1作目はグロさは控えめというが、相当なもの。それでも、映画作品として忘れられないのは、本当にストリーがよくできているからだ。 目が覚めると、部屋の中央には死体。対角線上には足を鎖でつながれた2人の男、ゴードンとアダム。犯人が突如として始めたゲーム。ポケットに入っていたテープを再生すると、「6時間以内にどちらかを殺さないと、2人とも殺害する」という犯人のメッセージが入っている。 とても限定された空間で、男達は拉致されたことに気が付いて、その後に自分の身近な事から推理を働かせて、逃げ道を探す。と、同時に外部から自分に与えられる課題の、想像を絶する運命の残酷さ。 これはシリーズ化されて、続編が6作も作られた。でも、最初の映画が一番すごくて「ソウ2」までは良かったが、だんだん凡作に成り下がった。後半のシリーズは残念ながらぼくは見なくなってしまった。 42.伊丹 十三「ミンボーの女」  NHKの連続テレビ小説の「ひよっこ」が面白い。笑いもあるが、よく泣かされて、毎回ティッシュのお世話になってしまう。主人公の「有村 架純(かすみ)」をはじめとして、うまい俳優が揃っているが、そのなかでも「すずふり亭」の店主役の宮本信子のうまさには、まいってしまう。 「ひよっこ」では息子といっしょにお店を経営している母親役をみごとに演じている。人情にもろくてたよりになって、という現実味のある独特なキャラをまるで本当にそばにいるかのように、演じている。 映画監督で宮本信子のだんなさんである伊丹十三が活躍していたある時期、宮本信子は監督・伊丹十三の作品の主役の常連だった。今、思えばまるっきりの偏見なのではあるけれど、ぼくは宮本信子が旦那さんのおかげで主役ばっかり割り当てられ、身内びいきのようでイヤだった。『いいかげん、自分の奥さんを主役にして、映画をとるのはやめにしたらいいのに・・・』などと思ってしまったほどだ。 でも、連続ドラマ「ひよっこ」での宮本信子を見て、彼女が主役だった若いころの映画を再びみたいと思い、「ミンボーの女」を借りた。やくざ対策が主題の映画なので、ヤクザが出っぱなしの、ある意味、もう一つのヤクザ映画となっている。 また、『ヤクザにからまれる』という最悪の事態をいったいどうしたら、解決できるのかというハウツー本のような役目も果たしている。「ミンボーの女」は、面白かった。エンターティメントとして映画として完成度がとても高いと思った。映画の中で何度もできくるのが、ヤクザがホテルで従業員を威嚇する場面。その威嚇の声が当然、ヤクザなのでギャーギャーと叫んでうるさい。うちの奥さんは、そのヤクザの威喝が続いた場面で、「本当にウルサイ映画ね。」と言って不快に思ったらしく見るのをやめてしまった。 名作も、「ウルサイ映画」の一言で片づけられてしまう場合もあるのだ。ぼくにとっては「ミンボーの女」は本当に面白かったし、宮本信子も上手いと思った。でも、ぼくは今のドラマ「ひよっこ」に出ている「すずふり亭」の店主役の宮本信子が今は一番好きだ。今度は、同じく彼女が主演の「マルサの女」も見直したいと思っている。 

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