みちゃん

都々逸「夏」 

2017年07月19日 ナビトモブログ記事
テーマ:古典芸能 都々逸

♪ 暑い夏だよ 今年の夏は 鄙びてしまう 花も身も

♪ 蚊帳を吊り下げ 窓開け放されて そよと涼風 夏の夜


夏の字は「カ(ゲ)=?なつ?中国?中国の古代の禹?あや(五色)?げ(夏の九十日間)」

「夏口」「夏日」「夏至」「夏期」「立夏」「仲夏」「初夏」「常夏」「盛夏」

今夏は全国的に猛暑になった、アスファルト道路の上で実測したら、45℃にもなっていた。
風があっても熱風でどこへ行っても暑さだけがこたえる。
後少しの辛抱だ頑張ろう!
健康維持の暑さ対策は熱めの風呂で下半身浴がいい。
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夏=この字の音はカで、日本訓はナツであるが、ナツとはいったいどういうことを意味するのであるか。

夏の字の原字を見ると図に示す如く、大きな目と、マツゲを持ち、体にヨロイ をまとった不思議な姿である。
同図にしめす金文の字形では、大きな頁(あたま)を持った人が、さまざまな物を持って動いているさまであり、仮面をかぶった巫女の姿にも似ている。
仮面をかぶせることを仮というが、この仮の一部が夏の金文の字形の中にも含まれている。
屋根をかぶせた大きな建物を廈(か)といい、屋根をかぶせた家を一般に家(カ)という。そこで夏、廈、家、仮などはすべて「かぶせる」という基本義を含む同系のコトバなのである。
何かをかぶると其の姿は大きくなる。ナツになると草や木はいっぱいに葉をかぶって、ひとまわり大きくなる。地上は草木に覆われて格段に盛大となった感じがする。
ナツを夏というようになったのはそのためである。


中国の学芸年表によると
夏の国は紀元前2850年頃で帝王は禹である。この時代ピラミッドが建設され、インダス文明が始まった。その頃の我が国は旧石器時代で人口も数万人ではなかっただろうか。



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