人間観察そして恋そして小説も

少し怪しくも悩ましいお話 

2017年07月09日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

少し怪しくも悩ましいお話を。昔若かりし頃都市伝説的に”オナニーで死ぬ”話が流れたことがある。結局ガセネタと処理されたが、その話、今でも延々と流れているそうな。では、"オナニーで死ぬ"は本当なのだろうか。「テクノブレイク」は、長時間のオナニーによって、性ホルモンの過剰分泌を引き起こす症状。時に死を招くという。そう言い切っている。が、これは医学的な定義がされていない、ネット上で生まれた"造語"だ。しかし、話はネット上を駆け巡り、思春期を迎えた子どもたちにも広まっている。やりすぎは、死ぬらしいぞ・・と。医師は言う。まず、自慰行為の回数と死をもたらした「性ホルモンの過剰分泌」の2点。誰がどうやって計測するのかという疑問。そんな研究論文を見たことも、聞いたこともないと。医学的にセックス中の突然死は確認されており、「腹上死」と言われている。セックスは運動や興奮を伴い、血圧と脈拍を上昇させる。それによって、心筋梗塞などを引き起こし、突然死すると報告されている。つまり、「性ホルモンの過剰分泌」で死亡するわけではない。では、全国で1年間に何人が死亡しているのか。研究があまり進んでいない領域で、データは少ない。その上で、1999年の文献のデータでは。さまざまな突然死によって司法・行政解剖された2万1000例のうち、0.19%にあたる39例が腹上死だったという。そのうち、95%が男性で、平均年齢は61.3歳だった。腹上死は、厳密に言えばセックス中の突然死に限らず、行為を終えた数時間後に死亡するケースが多いという。その死因は、心血管系が56%で、脳血管系が43%、その他が1%だった。心血管系の死者のうち、80%が心筋梗塞や冠状動脈硬化で、15%が心肥大。一方で、脳血管系のうち、60%がくも膜下出血、35%が脳出血だったという。余談だが不倫による腹上死に関しては、腹上死39例の75%が、配偶者がいるにもかかわらず別の人とセックスをして起きたというのだ。不倫による興奮度や不安感、後ろめたさが、腹上死を招くリスクを高めるのだろう。で、話は最初にもどりオナニーで、死ぬことはあるのかだが。セックス中に突然死するのであれば、オナニーでも「可能性はゼロではないと思われます」。これが医師の見解だ。しかし、それは心血管系と脳血管系の疾患を発症しやすい人であり、セックス同様の運動や興奮があるという条件が整えばの話。事実、別の医師の話では、腹上死500例以上のうち、オナニー中の急死も8%含まれているとしている。したがって「オナニーでは死亡しない」とするのは間違っている。可能性はあるが、正解なのだが、これはあくまでもオナニーが悪いのではなく、性行為類似行為全般について死のリスクがあるとうこと。早い話、運動全般についても同じで、体を激しく動かせば、死のリスクがあるという意味であって、通常健康な人にはまったく関係ない話でもある。よって、オナニーのし過ぎで死ぬは、やはり都市伝説の類と考えた方がいい。これが現実的な答えなようで。  にほんブログ村

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