つれづれに

京都・琵琶湖の旅 その?南禅寺 

2017年05月08日 ナビトモブログ記事
テーマ:旅日記 

琵琶湖大橋西詰の道の駅で夜を過ごし、夜の明けやらぬ4時半に京都方面へ向かう。1時間ほどで大原三千院に着いた。ここも比叡山延暦寺を開いた最澄ゆかりの寺だ。だが朝早すぎて参拝もできない。ここは秋の紅葉を見に来る寺だと思い、見所の多い市内へ向かった。取りあえず自転車で回ることにして、車は最初の目的地そばにあるパーキングに1日置くことにした。
第1号の目的地南禅寺。これも大きな寺だ。この辺りは湯豆腐の料理で有名なのは知っていたが、今日はそれどころではない。お馴染みの巨大な門を入ると、法堂から朝の勤めの読経が聞こえる。その声は相当大勢の声だ。50人程の声と見た。朝8時なので太陽がまぶしいが、まだ参拝客は私の他にはいないようだ。カメラを片手に法堂を一回りすると、裏の車寄せに黒塗りの高級車が1台。3ナンバーの車だ。誰が置いたのかと思ったら、お勤めを終えたらしい僧が5人程乗り込んだ。他の寺よりお勤めの応援か?
ここの境内で素材になりそうな写真を撮り、銀閣寺へ向かう。自転車をこぎながらふと思った。あの身なりを見る限り、高級車に乗り込んだ僧侶はそれなりの地位であるに違いない。
私のような無知な者の思いだが、こんな事を考えた。
宗教界に身を置く人なら、特に日本の全ての禅寺のなかで最も高い格式を持つ、この南禅寺へ出入りする身であれば、高級車を持つ余裕を、例えばアフリカで飢えと病に苦しむ子供に、手を差し伸べる方に回したらどうか?
以前私が住んだ和歌山・高野山のふもとの町で聞いたこんな話を思い出した。
「夜になると高野山より僧侶がここへ降りて来て、派手な遊興が行われる。高級車に乗り、一晩で相当な金を使ってくれる。彼らは高収入でも税を払う必要がない」
以上の話は、訳の分からぬ者の勝手な思いかも知れない。

    続く・・
 ?三門  ?法堂



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現実は・・

としワンさん

村雨さん、コメを有難うございます。
私達がつい思い描くのは、大昔、開宗間もない頃の真の宗教家の事なんでしょう。世の人のために尊い教えを広める使命に燃える・・その心が後世にまで名を残させたのでしょう。
今や日本は世界有数の食糧(調理済み)の廃棄国。以前にもどこかに書きましたが、「衣食足り過ぎて礼節を忘る」でしょうか。以前三味線演奏に招かれた天理教○○本部での事ですが、そこでの幹部の方達の贅沢?も、すごかったです。目を見張る現実がそこにはありました。
勝ち得た地位は特権を伴うものなのでしょう。
モーゼの「十戒」の映画に出て来た、「堕落した人間のシーン」を思い出します。
私も偉そうなことを言う資格などありませんが。

2017/05/08 09:52:08

政治家だけではない?

さん

僧侶も、そうですか!
いろんな面で質が落ちてますね。

2017/05/08 08:50:10

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