時期尚早

【幸福低迷期】20代後半から30代前半で発生するクォータークライシス 

2017年03月19日 外部ブログ記事
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クォータークライシス
この言葉をご存知だろうか。人生の4分の1を過ぎた頃に訪れると言われる幸福の低迷期がこのように呼ばれているようだ。20代後半と言えば、一般的には学校を卒業して企業に就職して、仕事にも慣れてきた頃だろう。こうした一般的という言葉も時代と共に変わる。非正規雇用が増えた今では、上記の一般的な20代後半の記述はもう古いのかもしれない。さて、今回クォータークライシスについて書くのは、「クォータークライシス辛いよね、死にたくなるよね」という傷の舐め合いをしようとするわけではない。孫氏の兵法「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」。クォータークライシスがどういうものなのかを知れば、怖いものなどない。知ることで人生をもっと快適に過ごそうということだ。


「あれ?あなたもそうなの?」からクォータークライシスを知る
こんな言葉は私も知らなかった。しかし、20代後半と言えば色々な悩みが出てくる。年上(30代前半)の知人にそんな悩み話をした。ついでにこんな風にも話した。「本当、いっそ死んでしまった方が楽なんでしょうね。」結構前に話した事であり、今は全然こんな気持ちはないので曖昧だが、確かこんなことを話したと思う。重いし、暗いし、こんなことを人に話すというのもあの頃は本当どうかしていた。しかし、知人はそんな糞ガキの戯言をしっかりと聞いてくれて返答してくれた。「俺もその位の年齢の時は、死ぬこと考えたな。」
えっ?
衝撃だった。というのもその知人はとても明るい方でそんな悩みなんてないと思っていた。私はあまり友人が多くないが、その少ない友人の大半は自殺願望を抱いたことがないという人だ。実はこうして死ぬことを考えたということを対面で言われたのは、友人を除けば初めてだった。私から言わせたら、見てくれも良く、仕事も出来そう、コミュニケーション能力高そうと特に何の問題もなさそうに見えるのにと当時は思った。話が終わってから、もしかすると20代後半というのはそういう時期なのではないかと考えて辿り着いたのがクォータークライシスだった。
クォータークライシスの要因
クォータークライシスはあらゆる要因から引き起こされるものだ。
焦り
一般的に、人間は考えることが出来る唯一の生き物と言われている。考えるからこそ、問題が解決できるし、考えるからこそ、問題が発生する。今日、私達は多くの情報に触れることが出来るようになった。現実の何倍もの理想を抱くことが出来るようになった。しかし、その理想にどれだけの人が辿り着けるだろうか。そして、もう既に人生の4分の1が経過している。この理想と現実の差が自分に対する焦りをもたらす。また間もなく20代が終わるという事実、もう自分は若くないとの認識が更に追い打ちをかけることになると思う。
孤独
これは特に、独身の方に多いのではないだろうか。20代後半ともなると、周りは結婚していく人が多くなる。特に、女性はクリスマスケーキに例えられたりと踏んだり蹴ったりな時期となる。きっと私が女性ならとっくに死んでいたのかもしれない。SNS等による結婚報告なんて、あんなの独身女性からしたら貯まったものではないだろう。
こうして家族を築いていく友人たちと疎遠になっていく。これが20代後半から始まる孤独だ。
クォータークライシスと自殺
厚生労働省が公表している下記のデータ。
年齢階級別の自殺者数の推移 - 厚生労働省
このファイルの「平成26年における死因順位別にみた年齢階級・性別死亡数・死亡率・構成割合」という箇所を見ると、15〜39歳の死亡原因の1位が「自殺」となっている。クォータークライシスの年齢と比べるとやや範囲は広いが、この幸福の低迷期と呼ばれるクォータークライシスに陥って自殺を実行してしまった人も多いことだろう。
クォータークライシスの対策
目標の再設定
改めて人生の目標を設定すべきだ。若い時に設定した目標に一歩ずつでも確実に近付いていることが実感出来ているなら、そもそもクォータークライシスに陥ることもない。目標があまりに高すぎないか、それとももっと実現可能な目標に切り替えるかの変更をした方が良いと思う。また、若さがなくなることを恐れる人は、30代以降で尊敬できる人を探すべきだと思う。それこそ、その人を目標にしても良い。また、出来ればそれは身近な人の方が良いと思う。身近な人というのは、欠点も見えて尊敬に値しない場合も多いが、身近な場で見つけないとなかなか目標設定が難しい。著名なビジネスマン等を目標としてしまうのは、前述したように目標が高すぎるということになる。
身体を動かす
これは最高の手段だ。特に、身体を動かしていなかった人がやると効果は絶大だ。実際、私は身体を動かすことで人生の全てが輝き始めた。手始めに友人に、「いつも感謝している。今、最高の気分だ」と送った程だ。友人はきっと薬か何かやっているに違いないと思ったことだろう。さて、実は、この「身体を動かす」という最良の手段については話すべきか悩むほどの一つでもある。というのも、みんながこの事実に気付いてしまったら、自身の優位性が保てなくなるのではないかとも危惧している。しかし、肥満が根絶されないことが答えだ。どんなに頭では良いものと理解していても、行動しない人はいつまで経っても行動しない。ちなみに、「身体を動かす」と言っても、筋トレ等の無酸素運動ではなく、ランニング等の有酸素運動が良いだろう。より精神面の改善効果が期待できるのが有酸素運動だ。念の為、これを読んでいる貴方がボディビルダーでないことを祈っている。
最後に
さて、こう書いていったものの、クォータークライシスは30代前半までと考えるとまだまだ時間があるので油断は出来ない。しかし、やはり人生を如何に楽しむかが重要なことだ。つい最近、私は人生最高の日を迎えた。全てが上手くいった日だった。不思議な気分だった。まるで初めから用意されていたような日。こういう日をまた迎える為に、明日から頑張ろうと思えた。そして次の日、毎日は思っていた以上に新鮮であると気付けた。またある時は、良い出会いにも恵まれた。人生最高の日は突然迎えたわけではなく、数か月前から前述の「目標の再設定」、「身体を動かす」を行い、迎えるべくして迎えたものと言える。そう、最高の日を迎える為に、心の準備体操はしっかりと行っておこう。




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