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雅走草想

格安に乳がん検査 

2017年02月21日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

  30万円から2万円に

 乳がんの低額なリスク検査法が開発されたという。それもなん
と2、30万円から2万円ほどに抑えられる。まさに犒祕足瓠

 この検査法を開発したのは、国立遺伝学研究所(静岡県三島市)
の井ノ上逸朗教授(人類遺伝学)ら。国内の特許を出願。

 乳がんや卵巣がん発症の可能性が高まるとされる遺伝子の異常
を低コストで調べることができることになる。

  一度に大人数を

 新たな検査法は一度に大人数を調べるため低コストに。現在1
人約20万〜30万円の費用を2万円程度まで抑えられる。

 家族や親族に乳がんや卵巣がんの人がいる場合は、遺伝子検査
で早期発見につながる。低コストなので検査も受けやすい。

  2年後めどに実用化

 より多くの人が検査を受けられることが期待できる。2年後を
めどに実用化し、保険の適用も目指すとしている。

 ただ遺伝子に異常が見つかっても、発症のリスクは人によって
違うので、専門家による検査結果の丁寧な説明が必要。

 新たな検査法は受ける人の血液からDNAを採取し、特殊な処
理で一人一人のDNAに「目印」を付ける。

  96人分を同時に解析

 96人分を一つの容器にまとめ、遺伝子の配列を高速で調べら
れる「次世代シーケンサー」という装置にかけ、同時に解析。

 目印をもとに一人一人の異常を調べる仕組み。調べるのは、本
来はがんを抑制する働きのある遺伝子。

 異常があると十分に機能せず、遺伝性の乳がんや卵巣がんを発
症するリスクが高まるとされている。

  高い精度で異常検出

 乳がん患者11人を含む女性約400人を新検査で調べ、遺伝
子の異常を高い精度で検出できることを確かめたとも。

 早期発見早期治療は常識だが、高額費用がネック。垣根が低く
なると、多くの人が恩恵にあずかれる。人類の英知に拍手。

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