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老いてなお

*大好きな犬とのふれあい  

2017年02月02日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

  病とたたかう子どもたちの「生きる力」に!
  
東京・中央区にある聖路加国際病院の

小児病棟には、月に二回、犬たちがやってくる。

日本初となる小児病棟への犬の

訪問活動は、2003年の2月にスタートした。
  
きっかけは、犬が大好きだった

ある女の子の死だったという。
  
余命いくばくもないときに「犬に会いたい」

ともらしたその子が亡くなり、その後、

やはり犬に会いたがっている女の子が
       
いるとわかったとき、

彼女の希望をかなえるために速やかな検討が始まった。

 
聖路加国際病院の小児病棟には、免疫力が低下している

小児がんの子どもたちが多く入院している。

感染症、アレルギー、

犬が人や物に危害を与えないか、

などの点が心配されたため、医療機関への訪問活動に

20年以上の実績を持つJAHAに協力を要請。

わずか半年ほどで訪問活動が実現することになった。
   
それ以来、アレルギーの発症もなく、
無事故で今日に至っている。

小児がんなどの難病で、
懸命に命と向き合っている子どもたちにとって、
  
犬とふれあう時間は、ひととき

病気のことを忘れて子どもに戻れる貴重な時間だ。

何日も笑っていなかった子どもが

犬と遊ぶときに見せる笑顔は、
          
付き添う家族にとってはかけがえのないものだろう。

どんなに病気で弱っていても、

子どもたちは最後まで楽しむことをあきらめない。
   
ある子はケーキを作り、ある子は死の直前まで

お絵描きをやめず、亡くなる数日前に
 
もかかわらず、犬に会うために、

力を振り絞ってプレイルームに来た子もいた。
            <Sippo by Asahi shinnbun>

写真、 犬が来る病院、(本)
  
「犬の体って、あったかいね」   
(2008年撮影)(c)大塚敦子



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