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「火脹れの足に擦れるや」 

2016年12月22日 ナビトモブログ記事
テーマ:俳句ポスト投稿

 俳句集団「宇宙(そら)」は、2015年9月29日、津軽の地に誕生した。1年2か月が経過したことになる。

 俳句作りの研鑽、活躍の場は、専ら「俳句ポスト365」への投稿による。「俳句ポスト365」は、愛媛県の松山市が運営する俳句の投稿サイトである。

  「俳句ポスト365」の選者は、TBSで木曜日放送のプレバトでお馴染みの、当代超一流の俳人、夏井いつき先生だ。

 「俳句ポスト365」第159回 2016年11月3日週の兼題は、「毛布」である。兼題の説明に曰く。

毛布(冬の季語)動物の毛や化学繊維で織った防寒用の布。主に寝具として用いる。布の間に電熱線を通した電気毛布などもある。


 「俳句ポスト365」では、入選が「天、地、人、並」に分かれる。入選の「天、地、人、並」の内訳は、各回、天の俳句1句、地の俳句9句のほか、大体、人選の俳句200句、並選の俳句300句だ。人選と並選の入選句は、全体3,000句程度のたった17%にすぎない。

 入選の発表については、木曜日に人・並選の俳句、金曜日に天・地の俳句が発表される。

 俳句集団「宇宙(そら)」のメンバーからの投稿に対する木曜日発表の入選の結果は、次のとおりである。

津軽わさお  人選

 まず毛布配る役場の課長補佐

津軽まつ   人選

 毛布干す苦学五年の苦み干す

篠田ピンク  人選

 火脹れの足に擦れるや毛布の毛

篠田ピンク  人選

 景品の毛布が肩に凱旋す
 
野々原ラピ  人選

 毛布乾す大草原に続く空

津軽ちゃう  並選

 寝台列車もう毛布着る下の段


 つまり、メンバー5人で、5人選、1並選である。俳句集団「宇宙(そら)」としての投稿は、今回で31回目であるが、前回の30回目までで、人選の内訳は、5人選が1回、4人選が1回、3人選が9回、2人選が5回、1人選が9回、0人選=5並選が5回であり、今回は、2回目の5人選である。

 そして、木曜日における人・並選の俳句の発表後、金曜日には天・地の俳句の発表が行われる。

 天・地の俳句に入るのは、全体3,000句の中で10句だ。至難中の至難である。そのことを十分承知したうえで、それでも、俳句集団「宇宙(そら)」のメンバーは5人全員で、期待を抱く。

 俳句集団「宇宙(そら)」のメンバー全員による天・地の俳句への挑戦は、31回目だ。ありがたいことに、前々々々々回、兼題「秋薊(あきあざみ)」で、26回目にして、篠田ピンク君が初の天・地の句、しかも初の天選に輝いた。

 さて、今回は、どうなるか。全体3,000句中の10句に入ることができるか。結果発表までのワクワクドキドキ感、これがたまらない。


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