とみやんのブログ

小さな出来事 

2016年12月13日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

よく行くホームセンターに、
新入社員がレジで働いていた。
新卒でもなく、年齢は50代と思われた。
よくあることで、
採用されて最初の部門はレジとなる。

私はそのような人がレジの担当の時、
最初、少し嫌な感じを持つ。
なぜなら、慣れてないので時間がかかるからである。
その時も、いつもより時間がかかり、
もどかしい思いをしていた。
しかし、よく見れば、
その人は両方の手の指が2本づつ、
固まってしまって不自由なのである。
だから、釣銭を掴むのに、
時間がかかるのである。

これは、待たなくてはいけない。
そう感じた。
彼は一生懸命やってるし、
その彼を雇った企業も理解している。
僅かな時間は許容範囲としなくては。

同じ意味で、
駅構内などを、
ゆっくり歩く人を見かけて、
邪魔だからさっさといってくれよ、
などと思ったりしたことを、
反省しなくては。
その人は早く歩けない不自由さを、
身体にかかえていたのである。

弱者に優しい世界がくることを、
祈念するわたしにとって、
まず、自分の襟を正すべきであった。

以前に聴いた、
ニューミュージックの歌詞にあった、
「わたしの敵はわたしです」
そんな思いを感じた。



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