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ブラックレイン 

2016年12月05日 ナビトモブログ記事
テーマ:アクション・アドベンチャー

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は「ブラックレイン」。
BSプレミアムで2016年12月5日(月)13:00〜放送。
以前、紹介しているので再掲です。

お互いの考え方の違いを乗り越えて、
日米の刑事が相棒となり、助け合いながら
犯人を追い詰めていくポリス・アクション。

凶悪犯を熱演した松田優作の遺作だけに
彼の鬼気迫る演技に圧倒されます。
この映画の主人公は間違いなく優作でしょう。

キャッチコピーがいいですね。
”男達の深い悲しみと怒りが、激しく心をうつ。
大都会の夜を降りしきる冷たい雨のように…。

ニューヨーク市警のニックは(マイケル・ダグラス)は、
同僚のチャーリー(アンディ・ガルシア)は
レストランで、マフィアのボスが
日本人に襲撃される事件に遭遇。

二人はヤクザの佐藤(松田優作)を逮捕して、
大阪空港へ護送する。ところが、佐藤の引き渡しの時、
ニセ警察に佐藤を連れ去られる。
仕方なく、2人は、銃を所持しないという条件のもと、
大阪府警の松本警部補(高倉健)の監視下、佐藤を追う。

そんな中、「クラブ・ミヤコ」で
ニセ警官が殺される事件が発生。
ホステスのミユキ(小野みゆき)から事情聴取する一方、
アメリカ人のホステス・ジョイス
(ケイト・キャプショー)からニックは、犯人が佐藤であり、
また彼が菅井(若山富三郎)と抗争中と知る。

ある夜、ホテルへ帰る途中のニックとチャーリーは
佐藤が率いるライダーに襲われ、チャーリーが斬殺される。
(このシーンはスタント無しで松田優作本人が演じた)。

松本とニックは、ミユキを尾行して、
佐藤と菅井が抗争している現場にたどりつくが、
激しい銃撃戦の末、彼を取り逃してしまう。

監督がリドリー・スコットですから、
「ブレードランナー」風の陰鬱な画面に
黒い雨が降るシーンは印象に残ります。

やはり、映画は悪役がいてこそ
正義の味方が目立つのですが、この映画は
健さんやマイケル以上に優作の存在感は圧倒的で
悪役が主役の映画と言っていいでしょう。

多分、優作はガンに侵されていて、
余命幾ばくも無いと思ったから、
全身全霊をヤクザ佐藤の表情、アクションに
残りのパワーを注ぎこんだのでしょうね。
今、見ると彼の強烈な思いが伝わって来ます。

勿論、健さんとニックのバディ関係を通じて、
西洋と東洋の文化の対立と融和を監督は
上手く描いていますね。

本作は男性必見の映画!

1989(平成元年)年制作。



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相棒

yinanさん

村雨さん、今晩は〜!
リドリー・スコット監督は『ブレードランナー』の
イメージで撮影したらしく、陰鬱な画面になっています。

題名の『ブラック・レイン(Black Rain)』は、
劇中、菅井がニックに語っていますが、
原爆投下や空襲によって起こる煤混じりの雨を指しています。

男同士の友情が、ニックとマサの間に見られますね。
困っているときに手を差し伸ばして助けてくれる人。
お互いに尊敬と信頼を感じて友情を育むと言った感じです。
友達と言うより、相棒と言ったところでしょうか。

2016/12/05 18:19:59

松田優作

さん

顔を知り始めたころ、なんて暗い感じの人だろうと思いました。イヤだわ、あんなの、でした。
ところが、友人は、あらぁ、素敵よ、私はああいう人大好きと。
人はそれぞれですね。

レインは観ていませんが、彼の暗さが如実に生かされいるようですね。そう言えば、リドリー・スコットの映画も暗〜い。

2016/12/05 08:52:05

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