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老いてなお

今日はちょっと尾篭なお話  

2016年11月24日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し


昔の便所といえばどこも汲み取り式で、
世間では「ポットン便所」とも呼んでいた。

家では「お便所」でしたが、小学校では
「ご不浄」、女学校では「お手洗い」と呼んでた。

公共の施設には水洗トイレが次第に普及して
きましたが、水洗トイレといっても便器自体は
洋式(腰掛け式)ではなく、しゃがむ和式だった。

そのころの水洗トイレは、天井に水を
貯めるタンクがあり、そこから下がっている
紐を引っ張ると、中の水が管を通って流れる仕組みでした。

自宅はずっと汲み取り式でした。

汲み取り屋さんが定期的に「汲み取り屋でーす」
と言って各家庭にやって来て、トイレの便槽に貯まった
汚物をひしゃくで汲み、木でできた桶に入れます。

これはまだ化学肥料がない時代、
農家が肥料として必要なのでそれぞれの家と
契約してまして、野菜や麦などをお礼に持ってきました。

桶が一杯になると蓋をして道路の隅や空き
地などに積んでおき、それを牛車で運んでいきました。



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いにしえの隠れ場所

万葉花さん

 そうそう、わずかに記憶が甦りつつ懐かし気に思い出しました。
ここに座ろうものなら、たちまち足が痺れ、立ち上がろうにも前の丸い箇所を持っておもむろに立ち上がらなければなりません。右側に置いてある落とし紙という名称の紙が必要不可欠、考えてみれば、現代のトイレの美しさは芸術ですね。(^_-)-☆

2016/11/27 10:50:16

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