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iPS細胞を用いた肝移植 

2016年10月18日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



新たな視点から再生医療にアプローチする武部氏

iPS細胞を用いて肝臓の芽の培養法を開発した横浜市立大学大学院医学研究科の武部貴則准教授
肝臓に対して、移植以外の効果的な治療方法につながる技術として注目を集めている
出典、テレビ東京『Crossroad(クロスロード)』番組の登場人物の目標、番組を参考&引用
 ☆“挑戦し続ける”人は何に刺激を受け、どんな発想・人生哲学で達成に向かうのか
 ☆挑戦者にCrossroad(人生の重大な岐路)を探る
出典、横浜市大(未来へ生きるあなたへ教員からのメッセージ)を参考&引用












武部貴則氏(クロスロード番組画面引用)

医学群 臓器再生医学 准教授 武部貴則
理想を追い求めてたどり着いた「再生医学」への道
iPS細胞から、血管構造をもつ機能的なヒト臓器を創り出すことに成功し注目を集めている
再生医療の研究のほか、「広告医学」で、企業他とコラボレーションした研究開発にも取り組む
 
准教授が再生医学取り組んだ動機
医学では、想像していた以上に医師にできることが限られているという現実に気づいた
医師が行う治療の多くは、病気の原因を取り除くというより、症状を抑えることに軸足が置かれています
完治しない病気や原因不明の病気も数多くあることに気付かされました
そんな時、病気を根本から治せる可能性を持つ「臓器移植」に出会う
 
臓器の原基(種)を創るという発想への道のり
以前は、iPS細胞などの万能細胞を用い、臓器の機能を担っている細胞を人工的に創り出す手法がとられていた
目的とする機能を担う1種類の細胞を創出し、そのレシピを開発するというものでした
その細胞を使った治療と臓器移植を比べると、臓器移植の方が成功率が高いという結果が出ていました

「臓器そのものを創る」という目標へのアプローチ
「臓器を創る」と言っても、臓器の内側には多種多様な細胞が秩序立って配置されています
すべて人間の手で再現するのは現実的ではありません
「胎児の臓器のように初期的な構造であれば、比較的簡単に創れるのではないか」と考えました
肝臓の原基(種)を創り出し、原基からヒト血管構造を持つ機能的な肝臓に成長しました
私たちが「肝臓の種」と呼ぶこの原基は、文字通り植物の種と同じ意味を持ちます
植物の種は、土にまくとやがて芽を出し、実を付けるまでに成長します
同様に、肝臓の種を生体内に移植すると、自律的にヒト血管網を持つ機能的な肝臓へと成長します

偶然の産物から気付いた、細胞の培養環境
細胞の培養に使う培養皿は、細胞を密着させるためのコーティングが施されたものを使います
私が使った培養皿は、たまたまコーティングが施されていないものでした
結果、細胞が自発的に動き、立体組織が形成されました

実用化までに解決しなければならない課題
iPS細胞を用いた再生医療分野で、世界で初めて行われた手術は網膜移植手術です
眼が最も早かったのは、移植する細胞が一種類で済むことと、移植に必要な細胞の絶対数が少なくて済むことです
眼は多くて3,000個ほどの数を移植しているのに対し、肝臓は場合により『兆』の単位の数の細胞が必要です
一人の患者さんの肝臓の再生に、数百億人ほどの研究員が必要になる計算です
実用化するには少人数で大量生産できる方法を確立することが課題です
更に、iPS細胞は「がん化」が懸念されており、安全性をクリアすることも必要です

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