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尺八と横笛吹きの独り言

モヤモヤの正体・・・・本調子と二上がり 

2016年10月12日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

相も変わらず・・・・本調子と二上がり関連のお話し。
こうしても・・・・モヤモヤは晴れませんが・・・・しかしこうして書いたとて・・・・不安が残りますものです。            
●三味線では奏法によって、一つの曲を同じ高さで弾ける奏法がある。
三味線では本来の元の弾き方(本調子)とは別にツボを違えて弾く奏法(二上がり調子)がある。これによれば一つの曲を同じ高さのまま、二つの奏法によって弾くことができる。
●三味線による調弦中写真



●1の糸は太い、中央が2の糸、一番細いのが3の糸になる。 
●注意すること
三味線では「二上がり」調子で調弦すると、元の本調子より5寸(5律)下がる。
●これを同じ高さで弾くには工夫がいる。
本調子のままで、これをそのまま「二上がり」調子にしてしまうと・・・・本調子から5律下がる曲調になるので、元の本調子とは5律差ができて音の高さは合わない。
そこで「二上がり」調子では5律下がってしまうので、あらかじめ5律上げた寸法で「二上がり」にしておくことを考える。こうすれば+5になっているものが「二上がり」で−5になるので、元の本調子と同じ高さで演奏できることになる。 

 
貝殻節の譜面は河童さんから借用したしました。
●具体例
貝殻節2尺2寸の本調子と1尺7寸二上がりとでは三味線の奏法が違う(ツボが違う)が、同じ音になる。貝殻節を同じ音で、本調子とツボが違う二上がりとで弾ける。
この例は先に述べた、本調子と二上がりを同音にするための工夫をする。
2尺2寸より5律高い1尺7寸に持ちかえ、これで三味線と二上がり調子で調弦する。
これで貝殻節を二上がり譜面で弾くと三味線のツボは本調子より5律下がるので2尺2寸となり、本調子と同じ高さにできる。 
尺八譜面は二上がり譜面で、管は5寸(5律)高くしているので・・・・譜面は5律低くしている。


●確認と知識・・・・
・尺八・・・・「二上がり」譜面では管を5律上げてしまったのだから、逆に譜を5律下げて「レ」は5律下げた「ロ」で吹くことになる。
・三味線・・・・本調子で10のツボで弾いているのが「二上がり」では5律下げた6のツボで弾いている。

 
●尺八と三味線での本調子の調弦・・・・尺八「ロ」を三味線1の糸、尺八「レ」を2の糸、オクターブ高い尺八「ロ」を3の糸に合わせる調弦。
●尺八と三味線での二上がり調子の調弦・・・・尺八「ロ」を三味線1の糸、尺八「チ」を2の糸、オクターブ高い尺八「ロ」を3の糸に合わせる調弦。  

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