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Jii−Jiiの日記

小池東京都知事の「所信表明」を視聴して 

2016年09月28日 外部ブログ記事
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●豊洲市場の移転問題についてであります。 築地市場から新天地・豊洲移転については、長年各党・各会派が汗を流してこられたことは私も承知をしております。
当の市場関係者も事業の存続をかけ悩み考え移転へのご協力を賜ってまいりました。
しかし豊洲市場の移転に関する一連の流れにおいては、都政は都民の信頼を失ったと言わざるを得ません。
「聞いていなかった」「知らなかった」と歴代の当事者たちがテレビカメラに答える姿に.多くの都民は嘆息をもらしたことでありましょう。
この失った信頼を回復するためには想像を超える時間と努力が必要であります。
責任の所在を明らかにする、誰がいつどこで何を決めたか、何を隠したか、原因を探求する義務が私たちにあります。

●2020年東京オリンピック・パラリンピックという大事業を控えている今だからこそ今後このような事態を繰り返さないために、何をなすべきなのかと真剣に議論しなくてはいけません。徹底した情報の公開であります。組織全体の体質や決定の方法に問題があるとすれば今こそそれを変えなければいけないと考えます。むしろ新しい都政に対する期待に大転換するチャンスとしたい。常に目的は「都民ファースト」の都政の構築にあります。
それは私の信条でもあり、都民の代表たる都議会の皆さまと共に共有できる目的だと信じております。本日から始まりました都議会の議論に向けられる都民の視線はこれまでのものとは大きく異なります。都議会の皆さんと知事、職員がなれ合いや根回しでことを円く収めるのではなく都民の皆さまの前でその決定過程をつまびらかにご覧いただく都民の利益のために一刻も急がねばならない事業、施策につきましては都議会の皆さまの迅速なご承認を賜りますよう切にお願い申しあげます。
知事個人の利益のためではなく、都議会の皆さまの利益のためでもなく、都民のためつまり都民全体の利益が最大化すると信じることをお互いに議論をぶつけ合うそれが新しい都政における都議会の姿だと考えております。

●都の自己改革とともにチェック機能を持つべき都議会の意味がまさに問われるのが冒頭に述べさせていただきました築地市場の移転問題であります。
私には知事として都民の皆さまの食の安全を守る責任がございます。しかしながら豊洲移転については「安全性の懸念」「巨額かつ不透明な費用の増加」「情報公開の不足」の3つの問題点があり、11月7日予定の移転の延期を決断いたしました。安全性に関しましては2年間の地下水モニタニング最終結果が出る前に移転日程が組まれていたのはなぜなのか?建物の下の土壌汚染対策について「盛り土」をしているというこれまでの説明はなぜ誤りであったのか?また建物の地下に空間がありそこにたまり水があることも確認されております。なぜこうした事態に至ったのか?なぜその事実情報が共有されていなかったのか?なぜこうした事態に至ったのか?またプロジェクトチームにおいても施設の構造上安全性や経費の検証等を進めております。
オリンピック・パラリンピックの成功に影響させない対応や市場関係者への配慮等も含め今後の措置についてもしっかり判断してまいります。

●東京大改革を推進するにあたっての肝となるのは「都政の透明化」つまり「見える化」「分かる化」の徹底です。そのためには職員一人一人が自ら改革の担い手となり積極的に情報公開を行う姿勢を持ちながら日常的に仕事の進め方を見直していかねばなりません。
都政の適正な運営に欠かせない都議会の皆さまのチェックに加え、都自らが「見える化」を徹底しこれまで延長線ではない改革を不断に進めることで都民の皆さまからの信頼を再び取り戻さなくてはなりません。それは決して簡単の事ではありません。
改革への挑戦に「これまでとは勝手が違う」と困惑する職員もいる事でしょう。
しかしこれからの東京の発展のため今ここで全庁の「改革マインド」を根付かせなければなりません。改革を進めるにあたって.の私の決意と姿勢を明らかにするためにかねて都民の皆さま方にお約束しておりました知事の報酬の半減につきまして本定例会に議案を提案いたしております。どうぞご審議のほどよろしくお願いを申し上げます。

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