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北軽井沢 虹の街 爽やかな風

テレビが映らない! 

2016年09月14日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



私の部屋、ここでブログをアップしている。



つつじの湯、露天風呂。(100円で入れる温泉のひとつ)



家の前で妻と。




オカリナを演奏する前田さん。



北軽井沢スウィートグラスで働く私。




萩原健男夫妻。




薪割りをしているところ。



近くの草花をいける妻。




つつじの湯を出たところ。




有料道路料金所。



「モシモシ、タケさん。おはよう」
「え、ああ、おはよう、どうしたの?」
「タケさんとこ、6チャンネル映る?」
「映るよ」
「そう、じゃ、今から行くから見せてね。うちのテレビ今朝6チャンネル映らないんだよ」
「そう、いいよ、待ってます」
 
我が家は大きな木がうっそうと茂る森の中、デジタル放送はNHKは映るけれど、民放のほとんどが映りにくい。木の葉が落ちた冬や、天気によっては映る日もあるのだが、映らないことが多い。しかし昨夜はよく映っていた6チャンネルなのに今朝になってさっぱり映らなくなっていた。
今日は、TBSから取材された放送がある日、急遽友人のタケさんの家へと急いだ。
今朝、テレビを見た人は、ピザの窯があった家を覚えていらっしゃるだろう。あの人がタケさんこと萩原健男夫妻。オカリナを演奏しているのは前田隆裕さん。二人とも職場の仲間。都会からこの地に移り住んで、一緒に働いている仲間だ。
 
ことの始まりは、ツリーハウスビルダーの稲垣さんが、TBSに移住生活を楽しんでいる人の紹介を頼まれたことに始まる。最初に白羽の矢が立った私は、仕事場のキャンプ場でインタビューを受けた。その時のプロデューサーの第一声が「こんなところで病気になったらどうしますか?」「車の運転ができなくなったらどうしますか?」という質問だった。
私は、即座にそんなことを考えていたら、どこにいても生きていけないよ。私は、明日死ぬというその時まで運転しているよ。もしかしたら、死なないかもしれない、と答えた。
その回答に驚いたのか、興味が湧いたのか質問は続き、私はポンポンと答える。しばらくして、ここでそんな話をするより、ここから5分で私の家に行けるので、どんなところにどのように生活をしているか妻に会ったらどうか、と言ったらすぐに行ってみたいという。稲垣さんに案内してもらい、家に行ってもらったが、妻との話の末、改めてまた訪れたいということになった。
 
一週間後、密着取材があり、今日のテレビ番組の日がやってきたというわけだが、せっかくの映像だから自分で見ておきたかった。取材された撮影はもっともっと多く、私たちの発言も移住生活の核心に触れるものが多くあったはずなのに、実際に放送を見ると、なんとも違ったものになっていたのに驚いた。その後のエピソードだが、放映後、テレビに登場した不動産屋の電話が鳴り続いたという。そしてもう一つ、放映されたお買い得物件の3番目の物件は、私のブロ友の所有で、このプリンスランドの中にあるものとわかった。
ここに移り住んで9年、広島の友人たちには一度も会っていないが、元気な映像を見せることができた。91歳になる妻の母は、広島で弟夫婦と元気でいる。連絡では、テレビ画面に指を指しながら、食い入るように見ていたという。妻はそろそろ一度母に会いたいとおもっているに違いない。そうすることを私も希望している。
 
私も、中学時代、高校時代の友の姿が一人ひとり浮かんでくる。みんな元気にこれからの人生を楽しんでほしい。毎日を、その瞬間を楽しく生きて欲しいものだ。

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