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山奥深く 藤本敏夫に出会う 

2016年09月04日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

週末に大山千枚棚田を見学して、ごんべえと言う一軒しかないお休み処に立ち寄るが、客が多く、品切れもあり、腹ごしらえは他でしようと検索したら、ENと言うカフェの広告にいきあたる。

円 なのか 縁 なのか フランス語の en. なのか。


どれもいい。





細い曲がりくねった、対向車が来たら忽ち困る山道をかなり走る。


両側が谷で落ちるのは簡単。


初めからこんなに難所とわかっていたら来やしなかった。


走っても走っても細い坂道が続き、やっと着いた。


脱輪もなく着いてホッとした。



着いた山間の空間には、ときめきを感じる特別な空間と感じた。







車が止まっている。 こんな深いところに来る人がいるのだと驚く。


自分たちだって来たではないか。



少し小高いところに平屋建ての家。


この2軒と畑しかない。




藤本敏夫記念館?


安保闘争の時、逮捕されて、加藤登紀子と獄中結婚した人だ。


自然農法が未だ脚光を浴びない時期に、自然農法を提唱した。


何年か前に、訃報が報じられていたのを思い出す。


と、言う事は、ここは以前一度は行ってみたいと思ったことのある場所だ。


偶然これてしまった。
ここは藤本敏夫の思想が実践された世界。


藤本家のかつての居間が五年前に改装されてカフェになっている。


家具なども当時のまま。


お子さんたちが遊んだ木製のおもちゃが置いてあり、一家の日常がそこに未だ息づいているように感じた。


居間から階段で降りる書庫があり、多くの本が所蔵されていた。








息子に、こんな書庫は理想でしょう? と言うと、


深くウンウンとうなづいていた。


本に埋もれて生活している息子。






思えば、思いがけない場所に飛び込んだものだ。


安保闘争の頃の学生運動の話、樺美智子さんが警察に殺された事、


その後の浅間山山荘人質事件のことなど、息子と話した。


その安保が、未だに燻って、でも民衆にはどうにもできない。


国会議事堂前の反原発デモに加藤登紀子が参加したことも思い出した。


若い時、発禁になった歌を歌った彼女にも思想的に一本スジが通って現在に至ってるのがこころ強い。


カフェの壁にも反TPPや反原発のポスターがあった。




反原発に話が及び、息子といい時間を共有できた。




食事をしながら外に目をやるとやぎさんが。


自然王国に平和を謳歌している住人一人見つけた。











こんな山の中だし、営業は土日だけ。

食卓は三客だけ。


限られた客に当然限られたメニュー。


和風の丼御膳が二種類、パスタが二種類。他飲みもの。


息子が和風、私はバジルのパスタ。


量が多く見えるが、有機野菜が主だから、野菜が満載。


味はまことに結構でした。

ネットから画像拝借

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