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開かれた戦争の扉(三国同盟) 

2016年08月18日 外部ブログ記事
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日独伊三国同盟

ドイツ、イタリアの間で締結された日独伊三国の同盟関係
第二次世界大戦における枢軸国の原型
その後、複数の枢軸側に与した国や友好国も加盟した
日本の三国同盟締結により、米国の日本に対する経済封鎖強まり日米開戦
NHK昭和史の選択番組参考&引用




























三国同盟(NHK昭和史の選択番組画面引用)

三国同盟の概要
日独伊三国間条約では、アジアでの日本の指導的地位及びヨーロッパにおける独伊の指導的地位の相互確認
調印国いずれかの1国が、ヨーロッパ戦線や日中戦争に参加していない国から攻撃を受ける場合に相互に援助
ドイツにとり、ヨーロッパ戦線におけるアメリカの参戦を牽制する狙いがあった

三国同盟終結での日本の影響
ドイツと対立するイギリスやオランダとの関係が悪化した
アメリカ合衆国の対日感情も悪化することになった

日本の条約締結の目的(日本の利益)
日中戦争で莫大な戦費を費やしていた日本は、蒋介石政権を支援するアメリカと鋭く対立していた
日本政府は、日独伊防共協定を強化してドイツと手を結び、アメリカを牽制する
条約締結により、日中戦争を有利に処理しようとしていた
日本がアジア太平洋地域の英仏蘭の植民地を支配することを、ドイツに了解させる意図もあった

三国同盟第一次交渉 
陸軍大臣板垣征四郎以下陸軍主流は同盟推進で動いた
海軍には反対が多く、 海軍大臣米内光政、次官山本五十六、軍務局長井上成美は「条約反対三羽ガラス」でした
海軍の最高権威者伏見宮博恭王も条約締結に反対していた
昭和天皇も参戦条項に反対しており、明確に拒否を伝えていた

三国同盟に対する、主要な人の発言
フランスが敗北し、ドイツが俄然有利になると三国同盟の締結論が再び盛り上がってきた
陸軍ではこの「バスに乗り遅れるな」という声が高まり、「南進論」の動きが高まった
陸軍首脳の策略で、条約推進派の第2次近衛内閣が成立した
近衛内閣には外相として松岡洋右が入閣し、松岡は日・独・ソ・伊4か国同盟を主張した
海軍首脳会議で、伏見宮軍令部総長が「ここまできたら仕方ないね」と発言
山本五十六連合艦隊司令長官は「条約が成立すれば米国と衝突するかもしれない」と発言して会議は終わった
同盟締結の奏上を受けた昭和天皇は「独ソの関係をみきわめた上で締結したら」と危惧を表明した
近衛首相は「(ドイツを)信頼致してしかるべし」と奉答した
天皇は、アメリカと事をかまえる事に海軍はどうだろうか?
 ☆「海軍大学の図上演習ではいつも対米戦争は負けると聞いたと」懸念を伝えた

御前会議で原嘉道枢密院議長
独伊の本条約の目的は、米国の欧州戦線への参戦を阻止
日本にとり、米国が日本(東亜の番人)に対し圧迫を加えてくるので圧力の軽減
海軍の懸念と質問
 ☆日本の条約締結発表により、日本の態度が明白となれば、日本に対する圧迫を強化するのでないか?
 ☆米国が極力蒋介石を援助して日本の事変遂行を妨ぐるだろう
 ☆米国は、日本に対しても経済圧迫を加え、日本に対し石油、鉄を禁輸する
 ☆米国は、日本より物資を購入せず、長期にわたり日本を疲弊、戦争に堪えざるに至らしむるのでは?
松岡は手続き上の問題が残されていると言って押し切り、同盟締結は正式に決定された

三国同盟拡大とその結果
米国の日本に対する経済閉鎖
日本の燃料不足懸念と経済の疲弊
日本の真珠湾攻撃と日米開戦

三国同盟の消滅
連合国に降伏したイタリア王国はドイツに宣戦し、同盟を破棄した
日独両国は共同声明を発して同盟を再確認し、さらに三国同盟にはドイツの傀儡国家・イタリア社会共和国が加わった
東欧の同盟国は次々に離脱した
イタリア社会共和国は解体され、ドイツ、日本が降伏し、三国軍事同盟は消滅した

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