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悪名 

2016年07月09日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

参院選は明日が投票日です。
英国の二の舞にならないように、
論戦は暮らし、アベノミックス、安保法制、原発、
憲法とありますが、立候補者の主義主張を一応、
チェックして、清き一票の権利を行使して来ます。

今日の映画紹介は「悪名」。
BS日テレで2016年7月9日(土)14:00〜放送。

原作は今東光の同名小説。
勝新太郎が「座頭市物語」の前に主演した映画。
勝新太郎のキャラクターにピッタリのはまり役で
田宮二郎とのコンビが当たり、
全部で16作も制作された、記念すべき第一作。

河内の百姓の伜の八尾の朝吉(勝新太郎)は
“肝っ玉に毛の生えた奴”と恐れられる暴れん坊。

盆踊の晩、人妻お千代(中田康子)と
有馬温泉へ駆落するが、朝吉はすぐに大阪に戻る。

彼は幼馴染の仲間と松島遊廓で遊ぶ。
そこで琴糸(水谷八重子)に惚れられる。
その夜、連れの仲間がモートルの貞(田宮二郎)と
トラブルを起こし、朝吉との立ち回りに。

しかし、この朝吉と貞の喧嘩は朝吉の勝ち。
貞の親分吉岡(山茶花究)の子分となり、
貞も朝吉を兄貴分として、慕うようになる。

そんな中、琴糸が逃げて来たが、
吉岡は松島一家を恐れて匿うことはしなかった。
そんな吉岡に貞と朝吉は一家を去る。

琴糸は吉岡の隣のお絹(中村玉緒)の家に隠れるが
松島一家に捕えられて因島へ売られてしまった。

と、まぁ〜、朝吉と貞は名コンビとなり暴れ回る
後半はもっと、面白いですね。

親分衆の前で、貞が太鼓をたたき、朝吉が歌う
「河内音頭」は印象に残ります。

♪♪エーさては一座の皆様へ
       ちょいと出ました私は
おみかけ通りの悪声で ヨホーイホイ
まかり出ました未熟者お気に召すようにゃ
読めないけれど 七百年の昔より
唄い続けた河内音頭にのせまして
せいこん こめて唄いましょ
ソラ ヨイトコサッサノ ヨイヤサッサ
エー 大和と河内の国境
      中にひときわ悠然と
ヨーホイホイ エンヤコラセ
          ドッコイセ♪♪

お絹役の中村玉緒が惚れた朝吉に
”あなたを一生の妻にします”と
証文を書かせるが、これが縁で、
一緒になったのでしょうね。

私が好きな女優の浪花千栄子さんが、
島の親分の麻生イト役で出ていますが、
なかなかの貫禄で、今迄のイメージと
違うところが良かったです。

1961年(昭和36年)制作。
監督は田中徳三。
音楽があの「ゴジラ」の伊福部昭と、
宮川一夫のカメラワークと、古い映画ですけど
映画のエッセンスが一杯の映画です。



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