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平成の虚無僧一路の日記

暮露と長柄の傘 

2011年01月29日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



では「暮露」とは何をする人? 
『七十一番職人歌合』の「暮露」には長柄の大きな傘が描かれている。
どうやら、「暮露」の所持品、商売道具は「長柄の傘」のようだ。

『洛中洛外図屏風』には?
貴人や高僧の後ろから日傘を差す人物は多く描かれている。
それと別に僧形で大きな傘を持つ二人連れが二組描かれている。
これが「暮露」だろうか。一図は二人共傘を差し、一図は一人が
傘を差し、一人はつぼめたままで持っている。


長柄の傘は「暮露」の必須アイテムらしい。そこでネットで
「九品念仏」を検索してみたところ、各地に伝わる念仏踊りに
「傘(笠)踊り」というのが多とことが判った。

極めつけは、大阪の住吉神社に伝わる「住吉踊り」。

「住吉踊りは念仏踊りの一種だそうです。長柄の傘を持った音頭取が
その絵を扇子(割り竹)で打ちながら調子をとり、傘のまわりを菅笠を
かぶった四人の少女たちがが扇子を打ちながら「すみよしさーん、
やーとこせ」歌いながら踊り回ります」

この住吉神社は、一休と縁が深い。「暮露」⇒「念仏踊り」⇒「住吉」
そして⇒「一休」⇒「尺八」⇒「薦僧」へと一本の線がつながった。

推理小説で事件の謎を推理するように、暮露と薦僧と一休の線が見えて
きた。私は一休こそ「薦僧」を「虚無僧」に変換させた張本人と
考えている。

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