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兵庫県南部の島

五斗長垣内遺跡にて 

2016年05月03日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

数年前にかなり大きく報道された淡路市の五斗長垣内遺跡の施設の中で、鍛冶炉の実証検証をすると言うので、参加させてもらいました。

今まで発掘されたのは、弥生時代後期に竪穴式住居の床面で相当な火力を使って鍛冶をした、赤く焼けた床でした。今回は発掘された状況での、平面に薪炭を置いて鉄材を加熱して、当時用いられていたようなフイゴと送風管で炭を加熱して、温度が1300度まで上昇させるというのと、加熱した鉄材の状態を検証する、消火後の床面の確認等の実証でした。

また、別に平面に薪炭を置いて、その周りに風防上の土を置いて、加熱した場合はどうなるか、もう一つは穴を掘って炭と鉄材を層状に詰め込んで、加熱した場合はどうなるか、の3方法の実証でした。
サンテレビが収録されていましたし、各新聞社も来られていましたから、淡路版では報道されると思います。

この遺跡の広場では、淡路で活動中のプロ女子野球チームの方や一般の方が「玉ねぎ祭」を楽しんでおられました。

淡路島の国生み神話が遺産になり、この五斗長垣内遺跡もその中の一つで、これは神話の世界ではなく、私たちの祖先が近畿地方では早期に鉄工場のような作業をしていた事実の場所ですから。



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