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たゆたえど、沈まず

ローソク温泉 

2016年04月15日 外部ブログ記事
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先日、テレビで秋田県の玉川温泉が癌治療に効くということで特集をやっていた。
偶然身近な人が岐阜県にも同じような温泉があり、ご夫婦で時々湯治に行くと聞いた。
全国から湯治客が来ると聞いた。
ローソク温泉という名前で、ラジウム日本一の温泉だという。私の周囲には癌の人が多いので下見を兼ねて行ってきました。
湯治というのは人生初体験でした。山の中にひっそりと一軒だけある古くてひなびた温泉場で昔の銭湯のような施設でした。脱衣籠があり、小さな湯船が二つ、10人も入れば満員です。石鹸もシャンプーも使用禁止で湯治だけ、日帰りだとくつろぎながら2〜3度入る、泊まる人も多いらしい。いつまでもポカポカして湯冷めをしない。
一緒に湯船に入っている人たちはもちろん年寄りで70台であろう。若い頃はさぞと思わせる頑丈な体格の人ばかりでした。
先週、近くのスーパー銭湯に行ったのですが、そのときつくづく思ったのは老人ばかりで精のない人ばかりでした。見るも無惨な老ぼればかり、昨日の湯治に来ている老人たちと天地の差です。何が違うんだろうと思って見ていましたが肉体が違うのです。筋肉が違うのです。スーパー銭湯の老人たちは筋肉が崩れています。筋肉を使っていないので衰え、たるみ、それを通り越えて最後の段階に来てしまってとうとう崩れてしまっているのです。筋肉は崩れて皮膚という皮袋の中に溜まっているだけという感じです。
老いるなら心して老いなければいけないとつくづく思います。湯治に来ている老人は立ち向かって生きているのじゃないでしょうか。凛として素朴でいいジジイばかりでした。人としてまっとうに生きないと何もかもが崩れていく、そんなことを感じ私はまだ崩れていないことにホッとして帰宅しました。

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