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雅走草想

人工知能3連勝し勝ち越し 

2016年03月12日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 朝、いつものようにテレビの録画番組を見ていたら、途中か
ら画面がちらちらし乱れてくる。音声も途切れがちだ。

 また画面が回復することもあるが、乱れた画面の方が多い。
いらいらしてきて消してしまえ。精神衛生的によくないよ。

  朝のチェリー、グレース

 相変わらず布団からゆっくり起き出す。掛け布団を片付ける
と、まだ毛布の中にはチェリーとグレースがもぐっている。

 飼い主に似てしまったから仕方ないけど、寝ぼすけなんだよ
ね。もう起きろと毛布をとるとまだ寝てるよ。

  対局の生中継観戦

 注目している囲碁の人工知能と韓国棋院の李世ドル九段との
対戦。なんか対局の生中継がパソコンで見られるらしい。

 グーグルの囲碁プレミアムというサイトで、会員になってい
なくとも無料で見られるということ。

 えー、それならということで早速見てみた。もう中盤戦に入
っていた。解説は日本棋院の高尾紳路九段。

  中盤で人工知能が優勢

 解説があると助かるね。中盤に入ったばかりのようだが、こ
の時点ですでに人工知能の「アルファ碁」が優勢だと。

 アルファ碁は普通プロ棋士が絶対と言っていいくらい打たな
い手を打ったりする。なんか不思議な感じ。

  大局観は正確

 ただ全体の形勢を判断する大局観が驚くくらい正確なようだ。
形勢不利な李九段が無理な手を連発してくる。

 下辺の大きな白地に殴り込み。本コウにはなったものの、コ
ウ材が続かず投了。なんとアルファ碁が3連勝し勝ち越し決定。

  予想とは真逆

 あと2局を残しているが、李九段が本当に1勝できるかどう
かに焦点が移ってきたよう。様相とは真逆の結果になった。

 高尾九段の解説によれば、アルファ碁は本コウにはしっかり
対応するが、コウ含みの対応は着手に乱れがあるという。

  勝つチャンスは?

 それ以外の弱点は見つからないとも。勝つチャンスがあると
したら、厚く打ってコウを仕掛ければというが…。

 なんか、きょうの対局は李九段の完敗というより狢臟圻瓩
いう結果だけどね。まあ、玉砕戦法のせいだろうけど。

 世界のトップ棋士が、こんな負け方をするなんて、いったい
何人が予想できたんだろう。底が見えない強さかも。

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