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映画が一番!

バベットの晩餐会 

2016年03月10日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!
関西電力高浜原発3、4号機の運転差し止めを
大津地裁は決定のニュース。
想定外で逃げる、国や企業に対して、
安全対策が不十分との見解ですが、その通りです。

今日の映画紹介は「バベットの晩餐会」。
BSプレミアムで2016年3月10日(木)13:00〜放送。
以前、紹介しているので再掲です。

昔、北欧の小さな村に二人の姉妹が住んでいた。
いつの日からか、フランス人の召使いが
住み着くようになった。彼女の名前は”バベット”。

1987年、デンマークのカレン・ブリクセンの
同名小説をガブリエル・アクセル監督が映画化。
1987年(昭和67年)に
アカデミー賞最優秀外国語映画賞を受賞。

キャッチコピーは
”天使の味を召し上がれ!
食事を恋愛に変えることができる映画です”。

19世紀後半、デンマークの辺境の小さな漁村。
プロテスタント牧師(ポウエル・ケアン)の美しい娘、
マーチーネ(ヴィーベケ・ハストルプ)と
フィリパ(ハンネ・ステンスゴー)は住んでいた。

二人は結婚話も断り、父亡き後も
伝道者として暮らしていた。

そんなある嵐の夜、
バベット(ステファーヌ・オードラン)が訪ねて来る。
パリ・コミューンで家族を失い亡命してきた彼女は
無給でよいから働かせてほしいという申し出に、
二人は家政婦としてバベットを家におくことにした。

それから14年の月日が流れ父の弟子たちも年老いて、
集会では、昔からの不幸や嫉妬心による
いさかいの場となったことに心を痛めた姉妹は、
父の生誕百周年の晩餐を行うことで
皆の心を一つにしようと思いつく。

そんな時バベットの宝くじが
”当たったわ、宝くじが、それも、1万フラン”と、
バベットはこの金を使って、晩餐会でフランス料理を
作らせてほしいと姉妹に頼み込む。
そう、彼女はかつて、パリで女性シェフだったのだ。

数日後、彼女が運んできた料理の材料の贅沢さに、
質素な生活しか知らない姉妹は
天罰が下るのではと恐怖を抱くのだった。

一番の見どころは、頑なに食事を味わうことを
避けてい村人たちが料理の美味しさに思わず
食べることに熱中するシーンですね。

バベットが腕によりをかけた超一流の料理が
並ぶ食事シーンは圧巻。
夢中で食べ、スープをすする音に、
フォークやナイフが皿に当たる音をバックに
彼等の満足そうな顔が印象に残りますね。

さて、晩餐会の結果は見てのお楽しみ。
しかし、人間にとって食べることがいかに
大事かよくわかりました。
人間の三大欲のうちの一つの食欲。
”人間、食べれなくなったらお終い”と
言う言葉もあるくらいですからね。

普段は粗食でも、時にはご馳走を食べるのも
いいかなぁ〜と思う映画でした。

因みに出て来た料理は
・海がめのスープ(アモンティラードの飲み物)
・キャビアのドミドフ風ブリニ添え
  (飲み物はヴーヴ・グリコ (1860年のシャンパン)
・うずらのフォアグラつめ
 パイケース入りソースペリガール
   (飲み物はクロ・ヴージョ1845年)
・季節の野菜サラダ

などなど、しかし私には食べたこともありませんし、
どんな料理か判りませんが、美味しそうなことは判ります。



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素晴らしかったです。

秋桜さん

一生懸命、心をこめて作る料理の数々。
息を呑む料理が出てきました。
かつては宮廷料理人だったことが
伺えます。

2016/03/11 11:16:32

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