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平成の虚無僧一路の日記

一休骸骨 

2011年01月18日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



織田信長の「薄濃(はくだみ)」で思いだした。
「正月髑髏(どくろ)」。一休さんの話だ。

皆が正月を祝っているのに、一休さんときたら、
こともあろうに、髑髏を竹の棒の先につけて
「ご用心、ご用心」と触れ歩く。
「まぁ、一休さん、よしてくださいよ。正月早々
縁起でもない」
「何、これは めでたい代物じゃ。ホレ、目が出て
るから“目出たい”じゃ」。

これ一休の「シャレこうべ」。

一休は云う。
「見よ、骨になってしまえば、男か女か、尊いお方か
遊女かもわからんではないか。皮一枚で、目を くらま
されますな。心の目でしっかり真実を見なされ」と。

そして大音声に
「門松や、冥土の旅の一里塚、目でたくもあり、
  めでたくもなし。ご用心、ご用心」と。

この有名な「一休とんち話」。残念ながら『一休年譜』には
無い。おそらく、一休作と伝えられる『一休骸骨』という書
から、後世、江戸時代の人のが思いついた作話であろう。

薪村の「酬恩庵・一休寺」の宝物館には、「一休の髑髏」が
展示されている。茶褐色でこぶし大の 木の彫り物だ。後世の
贋作と決め付けるのは 野暮というもの。「一休とんち話」は、
一休の真理を 実によく わかりやすく示してくれているのだ。

ところで、最近、若い女性の間で「髑髏」のデザインの入った
服やバッグ、小物が流行っている。背中やジーンズに大きく
刺繍したものもある。これも一休さんに通じるのかいな。


「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

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