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東京家族 

2016年03月06日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は「東京家族」。
テレビ朝日系で2016年3月6日(日)21:00〜放送。
山田洋次監督最新作「家族はつらいよ」が3月12日に
公開されるの合わせての地上波初放送。

「東京家族」で一家を演じたキャスト8人が
「家族はつらいよ」に出演しているので
ぜひ、本作を見て新作を見るとより楽しめますね。
2013年1月に観た時の感想文です。

キャッチコピーは
”おかしくて、かなしい。これは、あなたの物語です”。

監督が山田洋次監督と来れば、
時にやさしく温かく、時に厳しくほろ苦い映画だろうと
想像していましたが期待にたがわず、
温かい気持ちになれる映画でした。

瀬戸内海の小島でのんびりと暮らしていた、
口数が少なく頑固だが一本筋の通った父親の
平山周吉(橋爪功)と
おっとりしていて茶目っけのある母親の
妻・とみこ(吉行和子)は、
子供たちに会うために東京へやって来る。

郊外で開業医を営む長男・幸一(西村雅彦)の家に、
美容院を経営する長女・滋子(中嶋朋子)、
舞台美術の仕事をしている次男・昌次(妻夫木聡)も
集まり、家族は久しぶりに顔を合わせる。

最初は互いを思いやるが、のんびりした生活を
送ってきた両親と、都会で生きる子供たちとでは
生活のリズムが違いすぎて、
少しずつ溝が出来ていくのだった。

映画最後のクレジットに
”小津安二郎監督に捧ぐ”と書いてあるように
小津安二郎監督の不朽の名作「東京物語」をモチーフに
現代の家族像を描いた映画でした。

気のせいかカメラアングルがロウアングルで
ワンシーンがカメラの長回しで撮影されていた
「東京物語」のシーンと同じ画面構成なので
笠智衆と東山千栄子夫婦を重ねて見ていました。

老夫婦の姿は近い将来の私達の姿なのですね。
家族の絆を改めて認識させられた映画。
そうそう、次男・昌次の婚約者・紀子(蒼井優)の
キャラクターは若者に次の世代を期待する監督の
気持ちのあらわれでしょう。

時代が変わると、
家族の構成も人も変わっていくようですが、
健康で長生きして欲しいと、親を思う子の気持ち、又、
健やかに元気でと子を思う気持ちはいつの時代も同じです。


最後に笑って、涙。感動して、涙。悲しくて、涙。
ハンカチ片手に見て下さい。



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おはようございます!

yinanさん

SOYOKAZEさん、

家族は人間が社会生活をおくるうえでの
最小の集団生活です。
だから、個人にとっては大切な場所ですね。
家族はコアですから、
この場所がしっかりしていないと、家族の一人一人の
足が地に着かない状態になると私は常々、思っています。

ハナコおばさん、

「東京物語」は世界の監督が選んだ映画で
トップですからね。
山田洋二監督が本作を制作したのも、解ります。
新作も予告編を見ると、コミカルで面白そうです。
観に行かねばと思っています。

2016/03/07 08:13:39

こんにちは

ハナコおばさんさん

以前、笠智衆と東山千栄子の共演で観ました。
ほんとに老夫婦の姿は近い将来の私達の姿だと、すでに実感しています。
時代の流れですね。
流れに逆らうのは、よくないのかもしれません。
老兵は静かに…の心境です。

2016/03/06 15:56:00

録画します

さん

この間、レンタルしようかな?と思っていた作品です。
タオルと、ティッシュ、ゴミ箱セットして観ますね。(笑)

2016/03/06 13:19:38

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