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醍醐味 

2016年01月23日 ナビトモブログ記事
テーマ:スポーツ

 サッカーの試合は、なんといっても、負ければ終わりのトーナメント戦が面白い。

 やっている選手たちは大変だが、スポーツ観戦好きの津軽のシニアブロガーにとっては、負ければ終わりの試合がハラハラワクワク感があって、面白いのだ。

 しかも、なにかと話題性のある試合であればあるほど、面白さの度合が高まる。

 
 リオデジャネイロ五輪のアジア最終予選。準々決勝の日本対イラン戦は、1月22日、22時30分から始まった。

 日本は、アジア最終予選で6大会連続10度目の五輪出場権を勝ち取りたい。アジアの出場枠は三つだから、準々決勝で負ければ終わりだ。

 アジア最終予選を戦うのはU-23(23歳以下)代表だが、この世代は、残念ながら弱い。これまで各年代別のアジアの大会でベスト4に進出する手前で敗れ去っている。しかも、相手は、特定の国ではなく、大会ごとに異なっている。つまりは、どことやっても、ベスト4に行けずに、負ける。それほどに弱いということだ。

 負ければ終わりで、五輪に出場できない。5大会連続9度の五輪出場を続けてきた栄光は、途切れてしまう。

 これらを考えるだけで、津軽のシニアブロガーとて緊張感を覚える。U-23代表の選手たち、監督やスタッフともなれば、プレッシャーたるものいかばかりか。想像を絶する。

 対するイランだって、負けられない。なにせ、イランは、アジア最終予選に40年ぶり4度目の五輪出場権がかっているのだ。 

 こうした背景のある日本対イラン戦だから、開始早々からハラハラワクワク感が半端ない。


 試合は、日本、イラン共に得点を挙げることができないまま、前半が終わり、後半も残り時間がわずか。手倉森誠監督が動く。後半43分、MF豊川雄太選手を投入した。

 そのまま、延長戦突入だ。さあ、どうなるんだろう。負ければ終わりだ。誰か1点を挙げろ。頑張れ、日本。

 0-0の延長前半6分、ゴール前に室屋成選手が右クロスを上げる。ドーンと飛ぶ弾道が早い。ゴール前で選手が体をねじりながら頭を当てる。左隅に決まる。決めたのは豊川雄太選手だ。これで、1-0。よし、いける。そのまま、延長前半が終了。

 延長後半に入る。なんとかもう1点欲しい。後半4分、MF中島翔哉選手がエリア外左からミドルシュートを決め、2-0。やれやれ、これで一息つける。すると、後半5分、左から中島翔哉選手がドリブルで持ち込み、相手選手をかわしながらシュート。これが決まり、3-0。これで、勝てるな。

 結局、日本が3-0でイランに勝って、ベスト4を決めた。U-23代表世代が初めてベスト4への壁をぶち抜いた瞬間だ。よくやった。テレビでは、日本が挙げた3得点の場面が繰り返し、映し出される。何度観ても、嬉しい。よくやった、実によくやった。

 あれだけのプレッシャー半端ない試合。負ければ終わり。ハラハラワクワク感も半端ない。その中を勝ち切り、3-0。あと1勝で、リオデジャネイロ五輪に行ける。まさに、サッカーの醍醐味を観せて貰った。

 日本対イラン戦のテレビ放送が終わったのは、午前1時半頃だ。不思議なほど、津軽のシニアブロガーには疲れはなかった。



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