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心 どまり

お焚き上げ 

2016年01月12日 ナビトモブログ記事
テーマ:歳時記

 最近の天気予報は、本当に良く当たりますね!
昨日迄の暖かさに、雪予報が出されたものの半信半疑でしたが、早朝から細雪がちらほら、時々舞っていましたので、とても寒いです。

 昨日は、稀に見る吉日でした。
DAIGOさんも、入籍なさいましたね!
本当におめでたい事です。好感の持てる素敵なおふたりですから、末永いお幸せを願うばかりです。

 皆様も、祭事を執り行う際、暦で吉日を決めますでしょう!
『大安』でも、『吉日』とは限らない日もあります。。
暦を、日・曜日・干支から下に見て行きますと、行事・旧暦の下に、六輝・中段・廿八宿(二十八宿)・下段とあります。
そして、此の『下段』が特に重要です。

 昨日の六輝は『先勝』でしたが、中段十二直が『たいら』。二十八宿は『畢(ヒツ)』。下段は『大みゃう』でした。

 『先勝』は、御存じの様に、その日の内で午前中が『吉』で、急用や訴訟等に用いても障りがない日とされています。

 中段十二直の『たいら』は、『平』の意が示します様に、物事の円満を齎す吉日です。
地固め、柱建て、旅行、婚礼、その他お祝い事には吉日ですが、池、溝、穴を掘る事は凶とされています。

 二十八宿の『畢』は、神仏祭祀、婚礼、屋根ふき、棟上げ、取引開始全て吉です。

 そして、重要な下段ですが、『大みゃう』と言う『大吉日』でした。
『大明日』とも書きまして、”太陽の光が隅々迄照らす”と言う意味が有り、建築、移転、旅行、開店、開業等々、吉事善事に用いて『大吉』となります。(出典 高島暦)

 其処で急遽、”孫の七五三に頂いたお札をお返しして、二十歳(ハタチ)迄の新しいお札を頂いて来よう”と言う事になりました。

 達磨さんや注連飾り等は、どんと焼きでお焚き上げしますが、御札やお守り等は頂いたお寺さんにお返ししまして、新しいお札を授かります。

 菩提寺は、山の中腹に有りますので、急な階段を上がらなければなりません。
その途中で、ちょっとよろけてしまいました。
「アッ!」と声を出すよりも速く、孫が手を差し伸べてくれまして、そのまま手を引いて上迄上ってくれたのです。

 孫と手を繋ぐのは、暫く振りでした。
柔らかいもみじの様なお手々でしたのに、
”私の手がすっぽり包まれてしまうのでは”
と思われる程、逞しい大きな手になっていました。
手を引かれながら、感激で、遂うるうるして・・・

 お寺さんの本堂に入る前に、大きな常香炉の煙を浴びて身を清め、無病息災を願います。
お賽銭を上げてから、鰐口(ワニグチ)を一度鳴らし、お願い事をします。
常香炉の煙を浴びながらも、まだ熱いものが込み上げて来ておりましたので、目頭を押さえておりますと、孫がおどけて

「What's wrong? (どうしたの?)」

と聞きますので、咄嗟に

「Smoke gets in your eyes!
(煙が目にしみたのよ!)」

 懐かしいと思われる方もいらっしゃるでしょうね!
ナット・キング・コールやフランク・シナトラ、カーペンターズもカヴァーしていましたね!私は、ソニー・ロリンズが大好きでした。

 此の曲を始めて聞きましたのは、深夜放送のラジオ番組でした。なっちゃんチャコちゃん・小島一慶さんに、吉田照美さん・土居まさるさん。そう言えば、みのもんたさんもパーソナリティーのおひとりでしたね〜
落合恵子さんの「こんばんは、落合恵子です」
は、必ず聞いていましたし、「スプーン一杯の幸せ」は、殆ど読みました。
結構覚えているものですね!

 孫の優しさと逞しさに感動したり、パックインミュジックやセイヤングなどを聞きながら、受験勉強をしていた頃が、此の曲名と共に懐かしく思い出されたり、感慨深い一日でした。



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asi asiさん

良香さん

 ありがとうございます。
そうでしたね!昨年暮れ12月31に心不全でお亡くなられた旨の報道には驚きました。
65才とは、まだまだお若いですのに、残念ですね!
今月11日の御葬儀では、S.ワンダーさんも追辞を述べられたとか!
心から哀悼の意を表しますとともに、 安らかに御永眠されますようお祈り致します。

2016/01/16 15:38:20

お焚き上げ

asi asiさん

お孫さんとのセッション良いですね〜

群馬県、少林山達磨寺においても達磨のお焚き上げがありました。

ブログにも載せましたが、ナット・キング・コールの次女、ナタリー・コールが昨年、彼女の死亡記事が有りました。

2016/01/13 10:05:07

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