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2016年01月09日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し








昨年の京都行で,御所の一角で見事に1本だけ暗い中に,みごとな黄葉と緑葉の構成の樹があった.
ファイルをくっていたら,このファイルだけがどういうわけか画像の通し番号順ではなく,へんな場所に飛んで格納されていた.



     Leica M (Type 240)+Summilux−M 35mm F1.4 Asph.








どうもこういう佇まいには弱くて撮ってしまいます.





本年最初の一枚は,

Ella Fitzgerald / Sings the Harold Arlen Song Book (Verve,589 108−2)

別に新譜でもありませんが,いいです.
録音:1960年,1961年,ハリウッド Radio Recorders Annex にて.
Verve Master Edition という 96kHz/20 bit リマスタリングを施したCD.
2枚組全28曲.トラック13−16はCDボーナス・トラック.





リマスタリング・エンジニア:Suha Gur,Andrew Nicholas



ハイレゾ・リマスタリングが必ずしもよいものばかりではないという例の一つが,このアルバム.
一昨年にハイレゾ配信し始め,ダウンロードして音を出すと,ノイズが頭に入るというトラブルが出た.これは,エンジニアが誤った方法でデジタル化してしまい,テープ冒頭のフラッターの発生により,音が左右にふらふらと揺れていることで知られている.なので,これをハイレゾ配信で購入するのはやめた方がよい.

ハイレゾ盤の発売より以前にVerve Master Editon と称して96kHz/20 bitで販売されていたものは,もちろんフラッターが皆無ですばらしいリマスタリングのアルバム.

これまでに彼女のこのアルバムは,1988年に初CD化されたVol.1と2が発売されていた.それを2枚組として2001年に96kHz/20 bit でCD再発されたものが本アルバム.
Verve Master Edition のシリーズは総じて音がよい(録音が古いのでそれなりに).
とくにエラのこのCDは優秀だ.
内容はいまさらどうのこうのいう必要はないでしょう.
ハロルド・アーレンの曲を一覧するには最適のアルバムです.また,バックはBilly May Orchestra.これもグー.
エラ43歳の時のレコーディング.のっているときの評価の高いものです.
ぜひ,お一つ.

現在で廻っているCDの多くはCD初期のアナログテープからデジタル化したものがまだまだ多い.だいたいCD初期の音が良いわけがない.だからLPの方がいいのだ,などという戯け話が今も横行している一因ではないかと思っている.その後のハイレゾ化を含めて下手すりゃオリジナルテープよりもよいものある.
それとは対照的にハイレゾ化すれば売れるという思惑の下にもともとレンジの延びていないマスターをもとにハイレゾ化している偽ハイレゾも多数ある.そもそも元がだめなのにいくらお化粧してもダメなのはあたりまえ.
いまだに過渡期にあるこの分野は玉石混淆である.ハイレゾ配信よりもCDの方が優れてる場合もありますね.音楽のエネルギーがDACチップの処理の関係からCDの方があるなんてことも...そのほかにもいろいろ.
でも,DSDを含めてハイレゾ化することでリマスタリングをすることで高音質になっているものも少なくありません.まさに過渡期ですね.

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