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行雲流水
春画展
2015年12月08日
テーマ:テーマ無し
永青文庫で開催中の春画展にいってきた。
評判通り状態もよく、素晴らしい展示。
肉筆画は色鮮やかで美しい。
また、春画というと江戸の町人のからんだ図を思い浮かべるけれど、今回、お公家さんの春画もあった。
烏帽子の男性にたらし髪の女性、はじめて見た。
マメ本ではわずか15?ほどの大きさなのに、
きめだしという技法(無地のところに凹凸で柄をうかびあがらせる)がほんのわずかな半襟にまで使われていて感動。
こればかりは、複製印刷では見ることができない。
午後は混むと聞いたので朝イチでいったが、
客は60代以上、多くは夫婦らしき人たちと
若い女性が圧倒的に多い。
タクシーの運転手さんと話したら、
長崎からわざわざこれを見に来たお客さんを3組も乗せたという。
客は若い女性が7割ぐらいとのこと。
そういえば、年配の女性もけっこうひとりで見に来ていた。
中年男性は照れがあって来ないらしい。
そういえば、私の知人も恥ずかしくていけない・・・と言っていた。
確かにまぁちょっと気恥ずかしい部分もあるが、
芸術的に素晴らしいものなので、東京在住の方にはオススメ。
チケット売り場も混むので、あらかじめセブンイレブンとかでチケット購入していくといいです。
あと、午後は混むらしいので、午前がオススメです。
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朝風呂さん
ほんと、これはいろんな人に見ていただきたきです。
卑猥とかそういう感じはなくて、ときにユーモラスだったりして、とてもおおらかなんです。
男女の表情も楽しそう・幸せそうで、こっちもうれしくなってくるようなものがほとんど。
これは世界に誇れるものだと思います。
2015/12/10 10:23:08