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平成の虚無僧一路の日記

脚下照顧 

2011年01月03日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



「脚下」は「足元」。「脚下照顧」は、「自分の足元を見よ」
という意。そこから、「他人に求めず、まず自分を反省せよと
いう戒め」とか、いろいろ説かれているが、どれも、禅語の
知識として頭に入るぐらいだった。

2008年(H20) に 107歳で遷化された 永平寺の第78世貫主
宮崎奕保(みやざき えきほ)老師の法話を テープで聞いた。
老師ほどの方なら、どのように説かれるだろうと、思いきや、
「脚下照顧とは、靴をそろえなさいということです」と、いたって
身近なわかりやすい話だった。それだけに、腑に落ちた。

玄関に脱がれた靴を見ると、その家が判る。宮崎師は、貫主に
なっても、東司 (とうす=トイレ) の草履が乱れていると、
おん自ら、整えられたという。「脱ぎ散らかされていれば、
他人にさせるのでなく、自分が整えてあげればいいことです」と。
貫主 自ら 手を下されれば、僧侶たちも次からは、きちんと
揃えるようになる。

老師はさらに、「靴を揃えることで、心も整い、開けたら
閉める、出したら戻すの当たり前のことを当たり前にやる
ことで、家の中も整っていく」と説かれている。

今年、「あらたまりたい」「美しくなりたい」と思う私。
靴を揃えて脱ぐのは、もう以前からできているので、次なる
課題は「開けたら閉める、出したら戻す」だ。


「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

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