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たかが一人、されど一人
フランス文明
2015年11月09日
テーマ:テーマ無し
下らぬ推理小説と言ってしまえばそれまでだが、あまりに面白かったので一瞬読後感を上げようかとも思った。だが、読後感を書くとしても「面白かった」の一言以外に書くべきことが思いつかない。時々気晴らしに外国のスパイ小説や戦争活劇を読むこともあるが、読書力が落ちているので文庫本1冊を1日や2日で読破するのが難しくなっている。ところがこの週末に買った「その女アレックス」ピエール・ルメートル著は、450頁ほどの文庫本だが2日で完全に読み切ってしまった。新聞か雑誌の書評でのタイトルが記憶に残っていたのだろう、書店で「本屋大賞2015年翻訳部門1位ほか、前人未踏の7冠達成」のうたい文句に押されて買ってしまった。購入した書店では著者の作品が数点あったので、もう1作ぐらい読んでみたくなり、今日再び書店を訪れると店内改装のためお休み。他の書店に廻ると、ピエール・ルメートルの作品が1冊も置いてない。出版社は文藝春秋社、初版は昨年9月で購入したのが第17版だから流行に後れていることだろう。購入したのは池袋の三省堂、よくぞ古い本を置いといてくれた、と感謝したい。既に有名なのだろうが、著者はフランス人。小生、不幸にしてヨーロッパ諸国を歩いたことが一度も無い。未だ外国語なんか殆ど分からない子供の頃は、外国の先進国と言えばドイツで、日本の近代化は殆どドイツを手本に進められてきたと理解していたものだ。たまたま共に敗戦国になってしまったことは分かっていたが、つい先ごろまで彼の国の指導者だったヒトラーと言う人は偉かったとか、今でもお医者に行ってみろ、お医者さんはカルテ(果たしてドイツ語かな)を全部ドイツ語で書いている。大学の法学部なんかも英法を専攻する学生より独法を選ぶ奴の方が優秀だ。なんて大いなる勘違いをしていたものだ。因みに子供の頃覚えた外国語の走りが、「ゲルピン」(ゲルがドイツ語の「お金」でピンは日本語の「貧」らしい)となるといじましい限りだ。引き換え、ドイツの隣にフランスと言う国があって、こいつが戦争にメッチャ弱いどうしようもない国だ。ナポレオンなんて勇ましげな将軍も出たが、結局戦争は出ると負けだったらしいとか、どうすればこんな刷り込みがなされたのか不思議だが、そのように思っていたのは事実である。ところが更に詳しく思い返すと、子供の頃から小中学生時代に馴染んだお話や小説であるが、これが不思議なことに殆どフランス作品。先ず「小公子」「家なき子」から始まり、何度も読み返して熱中したのがアレクサンドル・デュマの岩窟王、即ち「モンテ・クリスト伯」や「三銃士」「鉄仮面」更には全集を殆ど読破した「アルセーヌ・ルパン」。ところが長ずるに及んでやっと、日本が文明開化した頃は勿論、元々世界文明の中心はフランスはパリにあったらしいことに気が付き始めた。戦争に弱いなんて言うが、野蛮なことは外人にでも任せておけなんて考えも洒落ている。ワインや芸術には縁遠いので、実際にフランスに行ってみたいとは思わなかったが、フランスと言う国は世界の中心(だった)だけに、同族意識の強い日本人には思いも及ばぬ国境を超える奥深い文明があるのだろう。と考えを急転換し始めた。どっちを取るにしても、何れも正確な知識ではなかろう。ごく僅かな知識しか持ち合わせないが、フランスは面白い国だ。文明国フランス大統領シラクやミッテラン日本文化を愛していたのも面白い。少子化対策の先進国と聞くが、婚姻や子作りに関しても日本人にはとても真似が出来ない社会システムが確立しているらしい。同時に犯罪(推理)小説にしても、日本の田舎者には想像すらできない面白みがある。
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