メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

映画が一番!

エール! 

2015年11月02日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、今晩は〜!

今日の映画紹介は上映中の「エール!」。
先月紹介した「ボーイソプラノ」等、
音楽をテーマにした映画が多いようですが、
本作も”みずみずしさに溢れた奇跡の歌声”と
賞賛される素晴らしい歌声が聴ける映画。

キャッチコピーは
”耳の聴こえない家族の中、唯一聴こえる少女には
歌の才能があった。少女の夢と家族への愛を乗せた歌声が
起こした最高の奇跡とは?”。

フランスの田舎町で酪農を営むベリエ家は、
高校生の長女ポーラ(ルアンヌ・エメラ)以外、
熱血漢の父・ロドルフ・ペリエ(フランソワ・ダミアン)と
美しく陽気な母・ジジ・ペリエ(カリン・ヴィアール)と
おませな弟の3人は全員が聴覚障害者だったが、
”家族はひとつ” を合い言葉に明るく幸せな毎日を送っていた。

ある日、ポーラは音楽教師の
トマソン先生(エリック・エルモスニーノ)から
歌う才能を認められる。
”君には才能がある。パリの音楽学校へ推薦したい。”
友人は
”すごいじゃない!絶対行くべきよ”と薦められる。

しかしポーラの歌声を聴くことのできない家族は、
彼女の才能を信じることができないし、
父親の選挙活動や仕事の交渉事を一手に引き受けている
彼女がいなくなっては困る家族は猛反対する。

”パリの歌の学校に行きたいの”
”家族の手伝いは?”
”私にも人生がある”
”あの子が居なくなったらどうすれば…”
と、苦悩するポーラーと家族。

主役のルアンヌ・エメラはフランスのオーディオ番組の
「The Voice」で”奇跡の歌声”と賞賛されただけに
ラストシーンで手話付きで歌う、♪♪青春の翼♪♪は感動しました。

フランス語は判らないですが、フランス語の響きと
字幕の歌詞と歌声の相乗効果で魔力を発揮するようで、
自然と涙が出て来ました。

歌だけでなく、家族が差別やセックスに関する
際どいジョークを話しながら、
”障害も一つの個性だよ”と笑い飛ばす父親や、
娘を思う母親とコンドームのゴムアレルギーで
ひっくり返る弟とにぎやかに暮らす日常生活も魅力的でした。

因みに、「エール!」とは、
「Air(仏語)」は”曲”、
「Aile(仏語)」は”翼”、
「Yell(英語)」は”応援”の意味です。
監督はエリック・ラルティゴ。



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

PR







上部へ