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平成の虚無僧一路の日記

愛知学院大学で「特別公演」 

2015年10月16日 外部ブログ記事
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10/15 愛知学院大学の文学部日本文化科の石黒教授の
企画で「三味線・筝・尺八が奏でる和の音色(しらべ)」という
特別講座に招かれた。尺八:牧原一路、箏:水野静江、
地歌三絃:寺町日出美、新内・端唄:荻巣不二美。
石黒教授のゼミの学生だけでなく、他学部、一般社会人も
来聴可で、200名ほどが集まり、ホールは満席となった。
平均年齢20歳の若者に和楽器の しかも古典を聴かせる。
はたしてうけるのか、「つまらぬ、たいくつ」と、そっぽ向かれるのか。
緊張のスタート。しょっぱなから尺八を吹きまくって登場。
そして水野静江さんの筝と『春の海』を演奏。学生達の目が
こちらに集中する。
演奏の後で、「この曲を聴いたことがある人?」と問いかけると、
約半数の人の手が挙がった。「では、曲名は?」と聞くと、
20名ほどが「春の海」と。「それでは、作曲者は?」と尋ねると、
手は数名ほどに。指名すると「滝廉太郎」との回答。 
結局、正解者0????。もう「宮城道雄」も過去の人なのだ。
 
こうしたやりとりの後、古代の雅楽から中世の能・狂言までの音楽史を
かんたんに紹介し、江戸時代の音楽として、筝曲『六段』、地歌『八千代獅子』、
幕末の『千鳥の曲』の三曲を演奏。後半は荻巣不二美さんにより、小唄、
端唄、新内。一時間20分は、長いような短いような、またたく間。
 
一度 締めた後で、「和楽器バンドの『千本桜』を知っている人!」と聞いたら
なんと半数の人が手を挙げた。これには私の方がびっくり。
もうそういう時代なのだ。箏を弾く人が『千本桜』を知らない。箏も三味線も
尺八も和楽器のことは「全く知らない」という人でも『千本桜』は知っている。
「邦楽」は廃れても「和楽器」は残るのだ。
 
 

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