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平成の虚無僧一路の日記

北京で詩吟と尺八を披露 

2015年10月16日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



愛〇〇〇大学の△准教授からの依頼で、10月12日、
急遽、中国北京に。
詩や五経などに節をつけて歌う全国大会で、日本の詩吟を
披露して欲しいとの要請で招かれた。石原氏を伴って参加。
石原氏の吟に私が尺八伴奏。そして私も「白帝城」を吟じた。
石原氏は漢詩も作る。漢字の読みは中国と日本では全く
違うから、言葉は通じないが、漢字の筆談で何とか通じ合えた。
中国側の参加者は文部省のお役人、漢籍の学者先生、
古書籍の図書館長、そして小中学校の教師。
「日本には唐代の建物が残されている。すごいことです」と。
法隆寺や東大寺、正倉院のことか。尺八も中国伝来だが、
現代の中国には遺されていない。
「日本での漢字の読みは、唐代の読みをそのまま伝えて
いるのではないか」とも。
中国語は「ぱぴぷぺぽ、しゃしゅしょ、ちゃちゅちょ」などが
多く、詩を歌うときれい。日本語はガギグゲゴ、ダヂズデド」
ザジズゼゾ」と濁音が多い。「峨眉山月」も「ガビサンゲツ」と
濁音が三つもある。
日本語の母音は「あいうえお」の五つしかない。詩吟の
音階もミファラシドの5音階しかない。そして、文節の最後の
母音に節廻しをつける。「千里、鶯 鳴いて」は「せんりイィー、
鶯鳴いてエェェェェェ」となる。
 
日本の詩吟界の現状は、平均年齢80歳。小中学生や
若い人をどうやって引き込むかが課題。
中国も 文化大革命で古典が壊滅したが、それを今、
文部省が学校教育の中で、節をつけて歌い、詠ずる
ことで普及しようという政策を打ち出したとのこと。
日本も多いに見習いたい。
 
 
 
 
 

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