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「相棒」・歴代の相棒 

2015年10月14日 ナビトモブログ記事
テーマ:相棒

「相棒season13」は、2015年3月18日放送の最終回、第19話「ダークナイト」をもって終わった。メディアは、その結末を衝撃的だと報じたが、衝撃的どころか、アホらしい終わり方であった。


 相棒、甲斐享が、警察の手が及ばない悪党に制裁を加える、5件連続の半殺し事件の犯人だというのだ。その犯人は、世間から「ダークナイト」と呼ばれる設定だ。「闇の騎士」とか「闇夜」の意味なんだろうが、今思えば、「ダークナイト」という言いぶりが笑わせやがる。



 しかし、相棒、甲斐享が「ダークナイト」となることは、あり得ない。甲斐享が登場し始めた「相棒season11」の第1話からの3年に及ぶストーリーの中で提示されている甲斐享の人格に照らし、あり得ない。


 最終回の前話までであり得ないことを、最終回に、いきなり、取って付けたように、ある、としてしまったのだ。こんな終わり方をされるなんて、甲斐享が可哀そうだよね。



 水谷豊演ずる杉下右京の相棒は、歴代、いいやつばかりだった。


 初代相棒の亀山薫は、杉下右京の10歳年下だ。10歳の違いであれば、先輩後輩みたいなものだ。亀山薫が杉下右京を「杉下さん」とは呼ばず、「右京さん」と呼んでいるのも頷ける。
 

 亀山薫は、O型だ。情が深く、間違ったことやずるいことは嫌いだ。まっすぐな性格で正義感が強いのがO型人間の特徴である。


 二代目相棒の神戸尊は、杉下右京の17歳年下である。17歳も違うと、立派に上司と部下の関係になる。自然と、杉下右京を「杉下さん」と呼ぶことになるわけだ。


 神戸尊は、B型だ。物事の悪いところより良いところの方を重視して前へ進んでいく。思い立ったら即行動で、行動力がある。枠にとらわれずに自由な考え方ができるので、発想力に優れている。

 
 そして、三代目相棒の甲斐享と杉下右京は、ちょうど30歳違う。 これは、上司と部下の関係であることはもちろんだが、親子みたいなものだ。

 
 甲斐享は、AB型だ。自由な考え方でマイペースのB型と、集団の輪を重んじるA型という相反する二面性を併せ持つ。甲斐享の行動パターンによく表れている。


 甲斐享は、若いだけに、というか、目がキラキラしてて、かっこいい若者だ。


 亀山薫、神戸尊、甲斐享。いずれも、杉下右京との掛け合いの間に、軽快さ、軽妙さ、テンポの良さがある。だから、面白さが際立っていた。


 四代目相棒は、反町隆史が演ずるそうだ。しかし、反町隆史はいい役者だろうが、杉下右京の相棒としては、重い、硬い、暗い、という印象が湧いてくる。


 まあ役者だから、反町隆史が軽快さ、軽妙さ、テンポの良さを出して演ずるのかもしれないが、どうかな?である。

 
「相棒season13」が最終回に近づき、甲斐享を演ずる成宮寛貴の卒業が発表された頃、ネットでしきりに4代目相棒に仲間由紀恵を起用するという観測が流れた。


 流れたというよりは、「相棒」を放送するテレビ朝日が流したのだろう。視聴率を稼ぐための手段としたのだろう。

 
しかし、四代目相棒に仲間由紀恵を起用するなんてことになれば、「相棒」は「 season14」をもって終わりだ。「相棒」の主役・水谷豊演ずる杉下右京の「相棒」は、男だからこそ、「相棒」なのであって、女は、「相棒」にはなれない。


 それは、刑事ドラマ「相棒」の長い歴史を吟味してみれば、明らかなことである。


 まあ、四代目相棒に仲間由紀恵がなるよりは、反町隆史は男だから、まだマシではある。が、まだマシ四代目は、冴えないよね。


 やはり、反町隆史起用は、終わりの始まり、ってことなんかな?








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