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予期せぬ出来事 2 

2015年10月12日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


10/10/2015/土

一瞬どうしたものかと考えた。とにかく彼の家へ行き2
階に住む女性Jさんに事情を聞く事にした。彼等は同意
人の様に暮らしているので事情を把握している筈だ。彼
の家には勿論誰も居なかった。裏口へ回るとドアが開い
ていた。犬のクロイが何処からか現れた。病院へ電話し
ようとiPadで電話番号を検索する。エリザベスから病院
名と通り名を聞いていた。そんな時だった。外で車のド
アが閉まる音がした。Eさんが帰って来たのだ。ドアを
開けると彼女が忙しそうにやって来た。「とにかく中へ
入って、何が起きたか話すから」私は彼女と一緒に二階
へ上がった。クーラーの効いた台所のテーブルに座ると
彼女は話し始めた。

「金曜日に鼻孔に出来たポリープの手術をしたのは知っ
ているわよね」私は頷く。「それは午後4時だったのよ
ね。手術の跡直ぐ家に帰って来たのだけれど出血が止ま
らないのよね」その出血は鼻から外へ流れ出るのではな
く鼻孔の奥から喉へ流れ込んで苦しんだらしい。土曜の
朝2時頃にEさんが様子を観に行くと彼はトイレの床に
横たわっていたと言う。出血で身体が弱っていて自分で
起き上がれずそのまま横になっていたのだ。Eさんは救
急車を呼んだ。N氏は受話器を持ち上げる元気も無い程
弱っていたとか。

彼女の説明を聞いた後、直ぐ私達はEさんの車で病院へ
向かう。土曜の午後6時前だった。うだる様に暑い外か
ら病院内に入ると涼しい冷気が身体を包む。受付カウン
ターでIDを見せ訪問者用のステッカーを貰い胸に貼付
ける。彼の部屋は二階であった。ベッドの中に変わり果
てたN氏が居た。簡単な手術だった筈なのにとショック
を受けた。歳を取ると手術の結果、身体の他の部分にダ
メージを与えたりする。殆ど話が出来る状態ではない。
眠りに入ったり目を覚ましたり、何かの薬のせいかもし
れない。部屋には娘のエリザベスがいた。部屋に作られ
た仮のベッドで彼のまだ幼い息子が眠っていた。

午後8時、彼の家へ帰る。次の朝はJ氏との食事会が有
るので自分の家には帰らず小東京に近い彼の家に泊まる。
私はテレビ室のソファーで眠ることにする。10時頃慌
てて駆けつけた息子夫婦と2人の子供達は2つ有るベッ
ドに寝て、娘のエリザベスは2階のEさんのアパートに
泊まる。ソファーに横になった私の目は冴えていた。と
言うのは初めのうちで、直ぐ良い眠りに入った様だった。

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