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釣り人 

2015年10月10日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


10/9/2015/金

 朝日が長い影を作る。散歩途中の公園に早起きの人
達が行き交う。池の回りに釣り人の姿が有った。私は
太極拳が終わると来る時とは反対側の池の回りを歩く。
その道を中程まで歩いた時、直ぐ前の釣人が大きな魚
を釣り上げた。60cmは優にありそうな大きな魚だ。
散歩中は自分の世界に居たいのであまり他人と話しを
したくない私だが、その大きな魚に思わず「大きなの
を釣りましたね」と話しかけた。背の高い黒人のおっ
さんだった。グレーの髭が似合っている。「なんと言
う魚ですか」と訊いたが彼も知らない様だった。「写
真を撮らなくちゃ」おっさんはスマート・フォーンを
取り出す。「写真を撮ってくれませんか」と言う。私
は快く引き受けた。スマート・ホーンを受け取りまだ
釣り糸のままの魚を肩の高さに上げてポーズをとるお
っさんに向ける。しかし画像が暗くておっさんの顔が
解らない。登り始めたばかりの朝日が此所まで届いて
いない。それに彼は明るい空をバックに立っている。
逆光だ。「顔が暗くて良く見えません、、、、」と言
いかけて言葉をのんだ。これをそのまま英語にしたら
ダークと言う単語が出て来て勘違いされそうな気がし
た。ダークは暗いと言う意味ではあるが肌が黒いと言
った意味にもなる。ちょっと考えて「逆光なので向き
を変えましょう」と言い変えた。無事写真を撮り終え
た。歩き始めて後ろを振り返ったらおっさんが画像を
チェックしている。「上手く撮れていますか」と私は
離れたところから叫んだ。「ああ、大丈夫。ありがと
う」彼の声が返って来た。何時もと違った散歩になっ
た。気のせいか足取りが軽くなった気がする。

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