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映画が一番!

ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声 

2015年10月02日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、今晩は〜!

今日の映画紹介は上映中の
「ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声」。
”ボーイ・ソプラノ”とは少年から大人になるまでの
わずかな間だけしか出せない“奇跡の歌声”なんですね。
少年が大人へと成長する、
そのわずか数年の間だけ出せる声。

キャッチコピーは
”愛を知らなかった少年が知った、歌う喜び。
今、夢の舞台の幕が上がる!”

ステット(ギャレット・ウェアリング)は12歳。
学校ではトラブルばかり起こす問題児。
その原因は生活に追われ、酒に溺れる母親との
荒れた生活のためだった。

しかし、校長のスティール(デブラ・ウィンガー)は
彼の歌の才能に気づき、国立少年合唱団の
オーディションを受ける便宜を図るが、
彼は未来への希望を見いだすことが出来ず、
心を閉ざし、当日、逃げ出してしまう。

逃げ出した帰宅途中に、母親の交通事故に遭遇する。
母親の葬儀の時に現れたのは彼の父親と名乗る
初めて会った父親(ジョシュ・ルーカス)は
隠し子の彼を引取ることを拒否する。

その代り、厳しい指導で知られている
カーヴェル(ダスティン・ホフマン)がいる
国立少年合唱団の付属学校に入学させる。

歌う才能はあっても、基礎が無いステットにとっては
授業が面白くなく、厳しい規律、
クラスメイトのいじめと落ち込むばかり。

そんな中、カーヴェルはじめ、
若手教員ウーリー(ケヴィン・マクヘイル)、
ドレイク(エディ・イザード)や
学校長(キャシー・ベイツ)等の指導で何とか続ける。

”ボーイソプラノ、
その神秘的な歌声は大人になると消えてします。”
”だったら、なぜきつい練習を?”と、
疑問を抱きながら、時には友人に
自販機の食べ物を盗んで交換条件で
”楽譜の読み方を教えて”と
涙ぐましい努力をして、ステップアップしていく。

ダメな生徒が何とか一人前になる学園物ですが、
それが、ボーイソプラノとなれば違った映画に。

”天使の歌声”と言われる、2オクターブも高い
透き通った独特の音色がコーラスで
押し寄せてくる”Voice"には圧倒されて
そのピュアな歌声に魂が震えました。

音楽については無学な私ですが、
確かに人間の”Voice"にはパワーがあると実感しました。

エンディングで流れるジョシュ・グローバンが
歌うテーマ曲「The Mystery of Your Gift」を始め、
♪♪キャロルの典礼〜Iva子守歌♪♪
♪♪40声のモテット「我、汝の他に望みなし」♪♪
♪♪メサイア♪♪ ♪♪バルジファル♪♪
♪♪エリア♪♪ ♪♪ほたるこい♪♪
Y-tubeでぜひ、聴いてみて下さい。

監督はフランソワ・ジラール。



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互助精神

yinanさん

SOYOKAZEさん、おはようございます!
本作でも、世界一の”ウィーン少年合唱団”に
敵愾心を燃やしていますね。

主人公は周りのサポートを受けて、
大人へと成長していきます。
と、同時に周りの人々にも影響を与えて、
相乗効果でいい方向へ流れていき、
人間はやはり、独りでは生きていけなくて
助け合っていくものだと実感しました。

2015/10/04 08:37:35

ウィーン少年合唱団なら

さん

こんばんは。

昔、ソロパートを歌う男の子が、声が出なくなって苦悩する映画を観た記憶があります。
ボーイソプラノは、極限られた時期の授かりもの。
主人公が幸せになれますように!と男の子の母である私は祈りたくなりました。

2015/10/02 18:01:26

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