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平成の虚無僧一路の日記

さみしいクリスマス・イブ 

2010年12月25日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



昨晩は、寒さがこたえた。華やかな若者とは対象的に、
独居老人たちにとっては さみしいクリスマスだ。

虚無僧も『マッチ売りの少女』状態。「おじさん、
お願い、マッチ買って」。悲しい話だが、ジ〜ンとくる
大好きな話だ。

そして、『フランダースの犬』。これはイギリス人の
作だが、舞台はベルギーのフランダース地方。日本では
人気のこの「お話」は、現地ではすこぶる不評だとか。
「なんで こんな暗い話を、日本人が好むのか判らない」
という。

そんな「日本人の不思議」を探求する番組があった。
結論は「日本人は、信義や友情のために 敗北や挫折を
受け入れることに、ある種の崇高さを見いだす。“滅び
の美学”をもつ」と。『忠臣蔵』もそうだ。赤穂義士たち
は最後切腹させられたからこそ、英雄となった。

この「フランダースの犬」はアメリカでは、ハッピー
エンドになるように改作されているとか。

私も、“滅びの美学”が大好きな 根暗な人間だった。
最近は「暗を明に変える虚無僧であらねばならない」
と、務めて努力している。

足の悪い男性が、ヨタコ ヨタコ 私の方に近づいてきた。
「ちょっと聞くが、あんた人を殺したことがあるかネ」と。
一瞬躊躇したが「はい、何人も・・・・。言葉で殺したかも」
と答えると「俺は目も悪い・・・・、殺してくれ」と。

先日も、自暴自棄になった男が、バス内で中高生を
何人か刺した事件があった。気持ちが判る気がする。

「お望みなら、ここに刀が」と、脇に差した袋に手を
掛ける。(中は鞘のみ)「この刀は、明暗双打の活性剣。
明と暗、双方の迷いを断ち切る“活性剣”です」と
わけのわからぬことをしゃべって、尺八を一吹きすると、
また男は、力なくヨロヨロと行ってしまった。

ホームレスの99.99%は男だ。つくづく「男性は情けない」
と思う。私もその一人か。五十歩百歩、目くそ鼻くそ。


「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

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