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心の軌跡

人の心って・・・ほんとうに 複雑ですねぇ  

2015年08月31日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



昨日の父の件ですが

やっぱり

そうでした。

母が電話で父を呼んだそうです。

「爪切り,持って来て。いつでもいいから。」って


「いつでも」ということは

「すぐに」ってことです。

これが心の中のほんとうの叫びです。


父は

当然のごとく

すぐに自転車に乗って

爪切りを持って行ったそうです。


私は

父が無事,家に帰っているのを見届けると

家の者たちの昼ご飯を準備して

病院に行きました。


母は

ちょうど昼ご飯を

食べていました。

私の顔を見ると

「どうしたん?ご飯ちゃんと食べたで。」と

私がご飯を食べたかどうか

見に来たとでも思ったのでしょうか

そんなことを

言いました。


以前

ほとんど食事には手をつけず

病院にいるにもかからわず

かなり痩せたという経緯があるので

「食事はちゃんと食べないかん。」と言ったのを

いつまでも気にしているのでしょう。


「お父さん,ここに一人で来たんやね。」と言うと

「うん,爪切り持って来てくれたんや。でもこれ,切れんのよね。」

そう言うと

自分の足の爪を指差し

「まるで鬼の爪みたいやろ。これがどうやっても切れんのやぁ。」と

足を引き寄せようとして

「痛っ!」と言います。


「切ってほしいんな?」と聞くと

にやっと笑い

頷きます。

「そうならちゃんと言葉でいいなよ。」

そう言って

切ってあげようとしたのてすが

確かに父の持って来た爪切りでは

きれいに切れません。


こんなので切っていて

切りすぎたりしたら

それこそ今度は

「足の指が痛い。」と言い出すだろうなぁと思い

「明日,よく切れる爪切りを持って来て切ってあげるから,今日は我慢してね。」と言うと

「いつでもええけん。」と

そう言いました。


「いつでも」は「すぐに」ということです。


あまりにも

周りの者に気を遣いすぎて

「いつでもいいので・・・」と

謙虚な言い方をするように

なってしまったのかもしれません。


そうやってるうちに

(どうして私の気持ちをくみ取ってくれんのやろ。)と

不平不満が

溜まっていったのでしょう。


そりゃあ

自分が言わなくても

自分の思うように

周りの者がしてくれたら

どんなにいいかしれません。

それは誰にでも

言えることです。


でも・・・

そうはいきませんね。

言われなきゃわからないことも

ありますから。

そういう人を差して

「気が利かない」と言うかもしれませんが

そんなことばかりしていたら

今度はその人の心が

くたびれてしまいます。


してもらいたいことは

ちゃんと言葉に出して言うのが

やっぱり大切だと

私は思えてなりません。


それをしない,したくないのは

「ダメ」と言われた時に

自分が傷つくから・・・


結局

プライドが高い人ほど

人にお願いするのが

ためらわれるのではないでしょうか。


人の心って・・・

ほんとうに複雑ですね。(ー。ー)





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