鷺を過払いと言いくるめる

過払いを知るにはグレーゾーン金利を知ろう 

2015年08月30日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

過払いを説明する上で重要で外せないワードとして「グレーゾーン金利」というものがあります。



なにがグレーゾーンなのか、いや、だったのかというと、法律の関係で生まれた金利の差がグレーゾーンだったんです。

「利息制限法」という法律があり、お金を借りる際の金利の上限は最大20%と決まっていて、貸金業者は20%以上の金利分を受け取る権利はないにもかかわらず、「出資法」という法律では上限29.2%を超えない限り刑事罰の対象にならないとされてきた結果、貸金業者は刑事罰を喰らわない範囲の金利範囲で金利を設定し、利用者から民事上は無効な金利を搾取している事例が数多くあったんです。

この金利差がグレーゾーン金利と呼ばれるものであり、その分の金利が利用者の「過払い」となっているわけです。



現在では改正貸金業法の施行に伴い完全に消え去ったグレーゾーン金利ですが、グレーゾーン金利が存在した時代にお金を借りた記憶があるという人はまず過払いを疑ってかかり、過払い分を返還してもらうことも視野に入れた方がいいでしょう。
http://histoire-soudan.com/



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