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上海大学シニア留学日記

欲張りなスケジュール 

2015年08月19日 外部ブログ記事
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水曜日は非出社日。午前11時から高校野球の早稲田実業と仙台育英との準決勝戦を観戦する。早稲田実業が予想外に相手投手を攻めあぐね、まさかの7対0で大敗した。13時過ぎからの2回戦は東海道相模が大きくリードしていたので、試合の途中だが外出した。最初に銀座の和光に行く。私が今から40年ほど前に結婚した時、お祝いに貰った掛け時計が最近動かなくなった。なかなかシックなデザインで夫婦とも気に入っていたので、修理が可能かと和光に持って行くと、主要部品を交換すれば直るとのこと。40年前の時計を修理してくれるなんてさすが老舗だ。この後、東京駅に出て、かねてから観てみたいと思っていた皇居東御苑を訪ねる。最初桔梗門に行くと、そこからは入場出来ず、隣の大手門に回るように言われた。ただし、4時半で受付終了で、5時が閉門だそうだ。この時点で、4時20分。 (巽櫓)急いで追手門に向かう。途中走らないと間に合いそうにないので、走ったら足が上がらずスピードも出ない。もう私は走れないのだと実感した。爺さんになったと言うことだ。漸く2分前に辿り着き、何とか入場することが出来たが、30分で戻って来なければならない。開放されている東御苑の敷地は広大だ。何せ江戸城の跡地なのだ。本当のお目当ては日本庭園部分を見たかったのだが、地図を持っていなかったので、本丸跡の芝生が広がる部分に来てしまった。 (同心番所) (本丸跡)御苑内は意外と日本人が少なく外国人観光客の方が多い。私も何十年も東京に住んでいて、最近知ったのだが、どうも外国人のガイドブックには載っているらしい。仕方がない、また季節の良い時期に改めて来よう。5時ちょうど平川門から皇居を出て、今度はタクシーを拾って、有楽町と東京駅の中間にある三菱1号館美術館に行く。 (平川門) (門扉が堅牢だ、江戸城の防備も凄かったに違いない)三菱1号館は日本で最初のオフィスビルで、最近三菱地所が復元して美術館にした。開催中の河鍋暁斎とジョサイア・コンドルの二人展を鑑賞する。 (三菱1号館美術館) 河鍋暁斎は幕末から明治にかけて活躍した狩野派の浮世絵師である。コンドルは東京駅や三菱1号館を設計したイギリス人の設計家だが、画の素養もあり、暁斎に弟子入りして日本画を学んだ。だから、師匠と弟子の二人展だ。暁斎は余りにも才能に恵まれ浮世絵だけでなく多岐の分野に物凄く多くの作品を残した。そのため、却って評価の焦点がボケてしまい、その存在は次第に忘れられたと言う。 (記念撮影用の絵画)私も河鍋暁斎の名前は知らなかったが、実際に作品をみて、もっと見直されるべき力量の絵師だと思った。美術館を出て、有楽町まで歩き、ガード下の居酒屋が連なる場所の「ニュー加賀谷」という店に入る。ごぼうサラダ、カシラ串2本をとって、黒ホッピーを3杯飲んで家路につく。 (有楽町のガード下) (左: 突き出し  右:ゴボウサラダ) (カシラ)ちょっと欲張りなスケジュールで疲れた一日となった。

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