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一人忘年会 

2010年12月16日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

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<div>12月も半ばを過ぎると、日本全国どこでも忘年会、忘年会。私も随分と長い間様々な忘年会の経験がある。同じ日に二つの忘年会をこなしたり、二次会、三次会でどの会だったのか分からなくなったりと、いろいろな想い出もある。</div>
<div> </div>
<div>単純に忘年会とは、年末に、その1年の苦労を忘れるために行う宴会であるが、<br>
宗教的意味付けや特定行事様式の無い日本の風俗の一種であるというとらえ方もあるそうだ。</div>
<div> 「忘年会」という名前が文献に始めて出てくるのは、夏目漱石が明治後期に書いた「我輩は猫である」らしい。文中では特に注釈もなく「忘年会」という言葉が使われているため、この頃には忘年会もかなり普及していたと考えられる。</div>
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<div>忘年会といえば、12月に一度や二度ではなく、何回もあるために「何度やれば気がすむの」と、よく愚痴られたものだが、今日は、その忘年会で妻が出かけていった。忘年会に妻が出かけ、私が家でお留守番なんて考えてもみなかったことを経験することになった。</div>
<div> </div>
<div>今年からお世話になっている「さゆみの会」では、毎年忘年会があるそうだ。<br>
今年は鹿沢にある国民休暇村で開催されるが、国民休暇村のバスが送迎してくれるという。と言うわけで一人家に残された私は、一人忘年会となった。</div>
<div> </div>
<div>「エビのドリアを作っておきましたから、レンジで温め加熱するだけです」と<br>
言って妻はなんだかウキウキと出ていった。こちらは何を飲もうかと迷ったがウイスキーの水割りでもチビチビやろうと、暖炉の前にテーブルを出した。<br></div>
<div>音楽は荒庸子のチェロ演奏。懐かしの映画音楽だ。ティファニーで朝食をのテーマソング、ムーンリバーが聞こえてくる。ドリアをレンジにかけ、グラスのウイスキーに口をつけた。</div>
<div> </div>
<div>野菜サラダにドレッシングをかける。また、玉村豊男氏の受け売りになるが、おいしいサラダをつくるコツは、野菜の水分をしっかり切ることだという。<br>
葉に水分が残っていると、せっかくのドレッシングが葉の表面をうまくコーティングすることが出来ない。サラダの理想は、すべての葉の表面に、ドレッシングの液体が均一に接触している状態なのだという。</div>
<div> </div>
<div>塩と酢と油を混ぜたサラダのソースのことを英語で「ドレッシング」と呼ぶが、これは野菜にドレスを着せる、という意味。だから、サラダを和えるときはいつもこの言葉を思い出して、サラダボウルの中にある葉っぱの一枚一枚に、丁寧にドレスを着せてあげるような気持ちで、全体をやさしく混ぜなければならない。フランスには、サラダは乙女の指先で、という言葉があり、サラダを、混ぜるときは、若い女の子の細くたおやかな指先で、優しく慈しむように葉を和えるのが望ましい・・・・。</div>
<div> </div>
<div>わが家のドレッシングは、秘伝のドレッシング。これはまだ教わっていないが、なかなかのものと思っている。しかし、葉にドレスを着せるように・・・なんて考えたことはない。</div>
<div> </div>
<div>ミュージックは、タラのテーマ、ひまわり、ライムライトと次々に懐かしいメロディーが流れる。私が何か飲むということは想定外なので、つまみは何もないが、エビのドリアには、先日Tさんからいただいたタラバガニもたっぷり入っている。まあサラダとドリアで結構だ。お相手は、暖炉の炎。時折パチパチとはぜる音もいい。太陽がいっぱい、魅惑のワルツ。チェロの音色は人間の声に最も近いと聞いたが、なんだか言われてみればそんな気もしてきた。</div>
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<div>そうそう、話しは前後するが、食事の前に2階の部屋をルンバ君に頼んでおいた。といっても中央にあるボタンを押しただけなのだが。時折、階段のところまで出てきたときにルンバの音が聞こえる。やってるな、とちょっと頬がゆるむ。一人の忘年会も悪くない。</div>
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<div>ロミオとジュリエット、ゴッドファーザー、シャレード、エデンの東。みんな懐かしい。弦楽器と言えば、私も幼いころヴァイオリンを習ったことがある。幼稚園から小学校へ上がるころまでだったか、そのあたりの記憶はもう定かではないが、そのころ父は「冨士ヴァイオリン」という会社を経営していた。<br>
日本の丸い竹を蒸気で蒸して延ばし竹製ヴァイオリンを作っていたのだ。会社も住まいも原爆ドームの近くで、今はその時の町名は残っていないが、猿楽町というところだった。当時、原爆ドームの螺旋階段を上がって遊んでいたことを思い出す。</div>
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<div>曲は、白い恋人たち、シェルブールの雨傘、慕情と続く。あまり残っていなかったウイスキーは空になった。他にも酒はあるが、今日はこのあたりでお茶にしようと、もう一人の自分が袖を引っ張る。<br></div>
<div>CDは、慕情、死ぬほど愛して、そして最後はジェルソミーナで終わる。</div>
<div>2階の音もしなくなったのでルンバ君も仕事を終えたに違いない。暖炉の火は温かく、炎は心を癒してくれる。一人忘年会も素晴らしいと思った。<br>
そして、9時過ぎ、妻は上機嫌で帰ってきた。人は皆、ご機嫌の時がいい。<br>
幸せな一日はゆっくりと過ぎていった。</div>
<div> </div></div></div></div></div></div>

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