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映画が一番!

戦場のメリークリスマス 

2015年08月07日 ナビトモブログ記事
テーマ:戦争映画

映画ファンの皆さん、今晩は〜!

今日、見て欲しい映画がもう一本、
それは、「戦場のメリークリスマス」。
BSプレミアムで2015年8月7日(金)23:45〜放送。
深夜放送ですから、録画ですね。

原作はローレンス・ヴァン・デル・ポスト。
この映画を分類するのに戦争映画に入れるかどうか
戦闘シーンがから悩みました。
あるのは捕虜収容所を舞台にして、”男”達を配して
描く”官能的”?な戦争映画。

1942年、ジャワ島レバクセンバタの日本軍捕虜収容所。
朝鮮人軍属カネモト(ジョニー大倉)がオランダの
男性兵デ・ヨンを犯す。日本語を話せる捕虜の
英国陸軍中佐ジョン・ロレンス(トム・コンティ)は、
ともに事件処理にあたった軍曹ハラ(ビートたけし)と
奇妙な友情で結ばれる。

一方、ハラの上司で所長の陸軍大尉ヨノイ(坂本龍一)は、
「2.26事件」で”死に遅れた”ことを気に病んでいたが、
捕虜の陸軍少佐ジャック・セリアズ
(デヴィッド・ボウイ)の英雄的な高潔さと、
怪しい美貌に惹かれて懊悩していた。

そんな中、命令に背いた捕虜長を処刑しようとした
ヨノイは、突然歩み出たセリアズに腕をつかまれ、
頬に唇を当てられて、その場に崩れ落ちるのだった。

東洋と西洋の宗教観、道徳観、組織論が
違う中、各人に運命から届けられたクリスマスの
贈りものが待っていた。

ラストシーンが印象に残ります。
戦後、戦犯となり翌日に処刑となるハラの元に
ロレンスが訪れた時、坂本龍一のメロディーに乗って、
ハラが”メリークリスマス”と彼に見せた無邪気な笑顔。
この場面に、監督の美学が全部、
描き出されていると思いました。

1983年(昭和58年)制作。



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