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たかが一人、されど一人
「戦後70年ニッポンの肖像」感想
2015年07月24日
テーマ:テーマ無し
昨夜、この18日19日に連続放映されたNHKスペシャル「戦後70年ニッポンの肖像ー政治の模索ー」をゆっくり観た。終戦時の総理大臣は第42代で現在の安倍総理は第96代だそうだ。この中からこのスペシャルで取り上げたのは、第1部では吉田茂と岸信介そして佐藤栄作まで(中に鳩山一郎・池田勇人・石橋湛山も少し紹介されてはいたが、殆ど刺身のつま扱い)第2部に至ると圧倒的に田名角栄と小泉純一郎が主役になる。戦後70年の歴史と言えば、すべてが誕生以来現在までの人生中で生じたことになるので不思議な感慨を覚えてしまう。もちろん、政治に関心を持ち出したのは最近のことだし只でも記憶力に乏しいので、番組を非常に興味深く観ることが出来た。先ず思ったのは吉田茂と岸信介との憲法をめぐる対決姿勢。岸信介と言う人は戦犯として3年も拘留されて絞首刑を免れたばかりなのに、政治家になるや否や改憲を唱えて、1953年には鳩山一郎と共に日本民主党を結成し幹事長に就任、更に2年後の1955年には保守合同を成し遂げて初代幹事長となる。そしてその自民党綱領に自主憲法制定を掲げる(念のため自民党ホームページで立党に際しての綱領を確認すると、自主憲法とか改憲の文字は確認できない)が、2年後総理に就任すると、あっさりかどうか知らぬが改憲論を引込めて、実質的に占領と同じじゃないかと嫌っていたアメリカに向き合って、日米安保条約改定を推し進める。この辺は既にかすかな記憶があるが、国民に不人気であったことは事実だ。しかし岸の思いとしては、余りに偏りの酷い条約を、現実の問題として少しでも平等なものへとの思いがあってのことで、自身は満足だったらしい。結局日米安保の改定を成し遂げて彼は辞職に至るが、改憲論を捨てた訳ではなく、後輩にしっかり督励はしている。しかし跡を継いだ池田勇人や弟の佐藤栄作に依っても改憲論は陽の目を見なかったし、少し後段になるがあの中曽根康弘でさえ「今はまだその時期でない」として政治課題として取り組まなかった。しかし岸が後の政界に隠然たる影響力を持ち続けた事実で、御殿場に隠棲していた時代に東富士のゴルフ場で一度会ったことがあるが、誰かは忘れたが当時の偉い人がぺこぺこしていたような微かな記憶がある。岸は若い時から身体は弱かったようだが、頭脳は頭抜けて良いうえに気が相当強く、官僚時代も政治家になってからも喧嘩を良くしたらしい。ほんの子供の頃なので何も知らなかったし、開戦詔書に署名しながらよく命が助かったものと不思議に思っていた。しかし、満州に飛ばされたのも、昭和18年に戦争終結を言いだして東条英機との喧嘩が原因らしい。連合軍側もその辺は十分押さえた上での釈放だったのかもだ。一緒に生きた時間は長いが、岸は1800年代生まれの人だから歴史上だけの人物と同じで、好きとか嫌い以前の人である。ただ明治生まれの人に共通することの一つに「嘘をつかない、お天道様は見ている。」がある。最近孫の安倍総理が祖父を真似て「自ら顧みてなおくんば、千万人ともいえども我行かん」をよく口にするが、人間の出来としては月とすっぽんほどの違いがありそうだ。第2部では田名角栄と小泉純一郎の話がとても興味深かったが、長くなったので今日はここまでにして明日か明後日改めて書きたい。
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